掲載日
2025年11月27日
コペンハーゲン・ファッション・ウィークは1月に20周年イヤーの幕を開け、AW26エディションは1月27日から29日まで開催される予定だ。
コペンハーゲン・ファッション・ウィーク、1月に20周年イヤーがスタート。 – Copenhagen Fashion Week
今シーズンのラインアップは北欧および海外のブランドを厳選したもので、2024年Zalando Visionary Award受賞者のPaolina Russoと、2024年FTA Franca Sozzani Debut Talent受賞者のNazzal Studioが復帰する。AW26では、デンマークのメンズウェアレーベルO. Filesがデビューを飾る。
AW26のCPHFW NewTalentプログラムには、復帰するデザイナーのBonnetjeとAnne Sofie Madsenに加え、Stemが参加する。Studio Constance、Sson、TausはOne To Watchに選出され、ランウェイショーとプレゼンテーションを交えた形式で今後のコレクションを披露する。
また、コペンハーゲン・ファッション・ウィークは、海外での発表を経てスケジュールに復帰する北欧ブランドを称える新たな「ホームカミング」枠を導入した。2026年1月には、Holzweilerがその初回の該当ブランドに選出されている。
「20周年を祝うことは、これまでの歩みを振り返るだけでなく、コペンハーゲン・ファッション・ウィークが今後もファッションの未来を形作るうえで果たし得る役割について考えることでもあります」と、コペンハーゲン・ファッション・ウィークのCEO、セシリエ・トースマルク（Cecilie Thorsmark）氏は述べている。
「ここ数年、業界は極めて厳しい状況に置かれ、関係者すべてのレジリエンスが試されてきました。それにもかかわらず、北欧のファッションシーンはグローバルな存在へと進化を続けており、コペンハーゲン・ファッション・ウィークがその道のりを切り拓く一助となってきたことを誇りに思います」。
さらに、コペンハーゲン・ファッション・ウィークとZalandoは、2026年Zalando Visionary AwardのファイナリストとしてInstitution（ジョージア）、Kyle Ho（英国）、Milk of Lime（ベルギー／ドイツ）を発表した。これらのブランドは、社会的インパクト、イノベーション、デザインにおける先進的なアプローチが評価されている。
受賞者は1月28日のファッション・ウィーク期間中に発表され、ファイナリストによるキュレートされたショーケースと、GCDSの創設者兼クリエイティブ・ディレクターであるジュリアーノ・カルツァがモデレーターを務めるパネルディスカッションが行われる。受賞ブランドは、2026年8月のエディションでランウェイでSS27コレクションを発表する。