
高橋克典
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俳優の高橋克典(60)が27日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。両親の職業について語った。
司会の黒柳徹子は高橋について「音楽一家で育ち、最近はチェロの演奏に挑戦なさっているそうですけれども」と紹介した。
高橋は16歳、高校2年生の長男に反抗期はあったかと聞かれ、「反抗期っていうのか、まあこちらが子供の時から、僕は父親のモデルケースがあまりなかったんで。僕の父はあまり父親として機能していなかったというか。自分の道を、我が道を行くという人だったんで。音楽家で」と父について言及した。
黒柳が「指揮者でもあった」と続けると、高橋は「音楽はとっても愛していて。そういうものは(影響は)受けているんですけど」と話した。母は声楽家だった。
両親の遺影の前に酒やつまみ、菓子などが並んだ写真が披露され、「これは父と母の、生前のお弟子さんとか、音楽で縁のあった方々、今でも集まって年に1回会を。小さな音楽会をやっているんですね」と高橋。「皆さん集まってくださって、近しい人たちがスタッフでやってくださって。毎年開催している会で。母は食べることが大好きだったみたい。父はお酒が大好きだったみたい。備えてですね。なんでもおいしい、おいしいって食べる人で」と目を細めた。
黒柳が改めて「両親が教育者だったので、音楽を通じて人生を豊かにするのがテーマだった」と伝えると、「そうですね。教育に携わって、音楽を生涯の楽しみに、人生を豊かにする。そういうふうに考えてもらったらいいなあとよく言っていましたね」と懐かしんだ。
自身は楽器について「子供の頃、ピアノをやらされて。やらされるものっていうのはダメですねえ。トランペットをやって。子供の頃はトランペット鼓隊なんてやったりしてたんですけど。好きでしたねえ、トランペット」と回顧。「そして中学に行ってからはバンド、エレキギターに持ち替えてバンドをやるようになるんですけれど」と語り、「それでこの世界を夢見てしまって」と芸能界デビューは歌手であったとした。
