
森崎ウィン
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俳優で歌手の森崎ウィン(35)が26日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。14歳でのミャンマーでの修業について語った。
森崎はミャンマー出身で、両親もミャンマー人。9歳までは祖母と一緒にミャンマーで暮らしていたが、9歳で、弟ができたことを機に、両親が暮らす日本に移住した。
MCの黒柳徹子が「あなたミャンマーに1回お帰りになるんでしょ?それは何で?」と質問。森崎は「中学2年生の時に帰ったんですけど、ミャンマーって仏教の信仰が凄く強い国。おばあちゃんの意向もあって、“1回大人になるために修行をしなさい”と。それで中学2年生の時に夏休みを使って、“じゃあ、帰りますか”ってことで帰りまして。僧侶になりました」と明かした。
当時の写真も披露され、「修行って言っても子供なので、座禅をちょっと組んだりとか。日本語で言うお経みたいなのを覚えたりとか。まあ、あとは托鉢、行きました、毎朝」と説明。「朝寝坊すると朝ご飯ないんですよ、それ(托鉢)に行けないんで。9日間入ったんですけど、3日ぐらい寝坊しました。昼12時過ぎると食べられないんで。昼ご飯だけは炊き出しみたいなのをお寺でやってくれて食べられるんですけど。だから、中学2年生、食べ盛りじゃないですか。だから寝坊した日はもう“あーっ”てなりましたね」と苦笑した。
そんな中、「やっぱり子供なんで修行って言ってもそんなすることない。暇なんですよね。で、その時間で先輩のお坊さんが“ちょっと手相見てあげるよ”って。手相見ていただいた時に“君は人前に立つ仕事やるね”って言われまして。当時サッカー選手を目指してたんで、“じゃあ日本代表か”って。そんな夢でモチベーション上がって日本に帰って、部活に戻って、サッカーのコーチに“進学、中2だからそろそろ考えないと”って(言われた)。“僕はサッカー強い学校に行きます”って言ったら、コーチが“いや、お前はやめとけ。センスないから”って言われまして」と苦笑。「もうはっきり言われまして。帰ってきて間もない頃に今の事務所にスカウトされて。まさか芸能の方で人前に立つ仕事とは思わなかった」と笑った。
森崎はミャンマー出身で、9歳の時に来日。14歳で芸能界入り。俳優、アイドルとして活動する一方で、2016年、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」で主要キャストを演じ、ハリウッドデビューを飾り、注目されることに。2020年にはソロデビューを果たす。2023年、大河ドラマ「どうする家康」で大河デビューを飾るなど、幅広く活躍。今年10月、日本国籍を取得していたことを発表した。
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