Collage: Vogue Photos: Getty Images
寒さが深まってくると、厚手のジャケットやコートが欠かせなくなってくるが、今ハリウッドのセレブたちの間では、こういったアウターの対極にあるブラが秋冬ファッションのマストアイテムになりつつある。
ブラと言っても、セレブたちがこぞってコーデに取り入れているのは、いわゆる普通の下着ではなく、ラグジュアリー感漂うレザーや繊細な刺繍があしらわれた、凝ったデザインのものだ。ランジェリーというよりも、見せることを前提に作られた服のようで、どんなシーンでも周囲の注目を集める。
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今年10月、ニューヨークでキャッチされたキム・カーダシアン。
Photo: XNY/Star Max/Getty Images
ブラを主役に据えたコーデは、2025-26年秋冬コレクションでトレンド入りの兆しを見せ始めた。ミュウミュウ（MIU MIU）はニットカーディガンの下からブラを覗かせたレイヤードスタイルを披露し、ジバンシィ（GIVENCHY）はサテンのような光沢感のあるカラフルなブラトップをエレガントな刺繍のスカートと合わせて展開。太めのストラップとリュクスな肌触りの生地を使用したピースは単体でも十分なインパクトを放ち、ジャケットやデニム、ドレスパンツなど、あらゆるアイテムにもテイストにも馴染む。
ミュウミュウ 2025-26年秋冬コレクションより。
Photo: Daniele Oberrauch / Gorunway.com
ジバンシィ 2025-26年秋冬コレクションより。
Photo: Courtesy of Givenchy
そして季節は冬に向かっているにもかかわらず、このような下着見せコーデは徐々にセレブたちの間で浸透していっている。10月にはカイリー・ジェンナーが黒いレーストリムが施されたブルーのブラトップ、ギンガムのペンシルスカート、オーバーサイズのブレザーという装いでキャッチされ、彼女の姉のキム・カーダシアンも、同じ時期にライラックのブラとフェイクファーのショールというブラが主役のスタイリングを披露。そしてレッドカーペットではFKAツイッグスやリリー・アレンがそれぞれレザーとホワイトサテンの攻めの下着見せコーデに身を包み、話題を呼んだ。