SUITS/スーツ シーズン8 バリューパック [DVD]

エピソード4『最大限の利益』“Revenue Per Square Foot”

あらすじ

アレックスはハーヴィーとゼインの間で板挟みになり、ルイスは衝撃的な事件から立ち直れずに苦しむ。

ネタバレ感想

サマンサが次の候補だと知ってハーヴィーを責め立てるアレックス。

その場ではハーヴィーも適当に宥めるしかありませんが、ドナからも「転職されたくなかったら引き留めて。彼が喜ぶことをするの」と言われます。

路上強盗に遭い、財布と携帯を奪われ顧客を交えたロバートとの会食をすっぽかす形になってしまったルイス。

とりあえず事務所に来たのですが、弱い男だと思われたくなくて、ロバートにもシーラにも知られたくないと意地を張ってグレッチェンを心配させております。

事情を言わなかったおかげで、ロバートは依頼人との約束を破った罰としてルイスの担当する集団訴訟を代わりにやるようサマンサに命じました。サマンサ自身は周りと仲良くしたがっているようですが、ロバートからの命令なら仕方がないといった感じ。

「ゼインに認められるのが代表への近道」であり、大企業の“パクソン・バイオ”との契約を一緒に取りに行こうとアレックスを誘うハーヴィー。

開発中の知的財産が数十億ドル分ある“クライトジェン社”を買収したいと考えていて、15社の融資会社のうち14社がクライトジェン社への融資をやめたのだそう。

残りの1社は事務所の顧客で、顧客にも圧力をかけて融資をやめさせることが出来れば顧問契約もする、と。

違法な事に手を染めようということなので、他の14社相手に一体どんな手を使って融資をやめさせたのか、その状況や手口を詳しく把握する必要があると主張して資料を出させたアレックス。

把握したパクソン社の手口を手土産に、本当の狙いであるクライトジェン社へ向かいます。

サマンサに訴訟を奪われたルイスに続き、COOという立場でありながらプロボノ案件を勝手に引き受けたことをロバートから叱られたドナ。

敏腕経営者らしさを発揮してガンガン仕事への口出しをする新代表に事務所が窮屈になってきています。

クライトジェン社と契約が取れるアレックスとハーヴィーのやり方にも勘づいたロバートは「契約予定の会社から得た情報を悪用するつもりか?うちが不誠実だと吹聴されるぞ。雑魚は捨てパクソン社と契約しろ」とのこと。法を犯せと言ってきたパクソン社の方が不誠実だと言い返しても、「なら断ればいいがクライトジェンとも契約するな」とお堅いなぁ。

反論を許さないロバートでしたが、暴れ馬のハーヴィーは関係ないと飄々としております。

アレックスの方は、ロバートから改めて出世したければ黙って従うよう厳しく釘を刺されてハーヴィーとの板挟み状態です。

イラついているのに気付いたドナに経緯を話すと、「これぐらい解決しなきゃ代表にはなれないわ」と発破をかけられました。

棄却の申し立てを早めて、準備不足のサマンサが自分に手伝いを求めざるを得ない状況に追い込んだルイス。

法廷で他の依頼人からの連絡を受け席を外したサマンサに代わり、これまで通りルイスが代理人として尋問まで行うのですが、強盗に銃を向けられた恐怖がフラッシュバックして固まってしまい、一切の請求が認められず。

もちろんサマンサはルイスを責め、精神的に追い詰められたルイスは被せるように逆ギレして怒鳴りつけ、ルイスの情緒不安定さに慣れていないサマンサを怖がらせてしまいました。

ドナのところにホリー・クロムウェルから連絡があり、アレックスが転職先を探している、とのこと。

アレックスはロバートから「パクソン社と契約しなきゃ代表にしない」と脅されていたことをドナはハーヴィーに明かします。

黙ってられないハーヴィーはロバートのオフィスに怒鳴り込み。

2人の言い合いに割って入ったのはアレックスで、2人ともが納得するような打開策を携えていました。

クライトジェン社が欲しがっていたパクソン社の一番優秀な社員に独立を勧め、ゼイン・スペクター・リットと契約させていたのです。2人からの命令にはどちらも従わず、しかし事務所にとって金になる契約かつ不正も無し。板挟み状態からよく思い付きましたね。

「あんたらもいい加減折り合いをつけろ」と部下から説教された代表2人は言い返せません(笑)

サマンサからどう考えてもルイスに何かあったはずで、「今彼に必要なのは友達よ」と聞かされたハーヴィー。

ハーヴィーが食事に誘っても暗い表情で断るルイスは何かを怖がっている様子で、とうとう強盗に襲われて銃を向けられたことをぶち撒けます。

「君を大切に思ってる人に隠すな。弱いどころか強いと思われるはずだ。俺からロバートに伝えるなら構わないか?」と聞かれ、ルイスも納得。

やはりこの2人には確かな友情があります。

ワンマン過ぎるロバートに対し、「命令じゃなく命令を出す人に問題がある。嫌でしょうけど聞いて。あなたがランドやカルドーに裏切られたのは彼らに厳しかったからよ。ここでも同じことを繰り返すの?」とアドバイスするのはやはりドナです。ロバートも分かってくれて何よりです。

アレックスとハーヴィーもドナのおかげで和解できたようなものですし。実はホリーに転職のことでアレックスに連絡しろと唆していたドナ。もし本当にアレックスが転職することになったとしても、代表2人は反省すればいいと思っていたようです。

 

すべてを聞いたロバートはルイスを労い、治安の悪い街暮らしで加害者側に立ったこともある経験から「強盗といつか己の卑しさに気づき後悔するだろう。だが君にはまったく非がない、恥じなくていい」と励まし、自分達は家族だから何でも話して欲しいとも伝えます。

皆のパパか(笑)

サマンサも同じような被害に遭ったことがあり、護身術を身に付けるようルイスを待ち伏せ。その場でレッスンが始まってしまいました(笑)キャラが濃い……!

◎Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

SUITS/スーツ シーズン8 バリューパック [DVD]

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

SUITS/スーツ シーズン8 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード5

Leave A Reply