掲載日

2025年11月24日

イエール国際ファッション・写真・アクセサリーフェスティバルは、2026年10月15日から18日まで開催される第41回に向け、応募受付を開始しました。ヴィラ・ノアイユが毎年主催する本フェスティバルは、ファッション、写真、アクセサリーの各分野における若手クリエイターにとっての一大イベントです。新進気鋭の才能にとって欠かせない登竜門であり、業界のプロフェッショナルとの出会いを促す場でもあります。

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応募は2025年12月15日まで受け付けています。締切後、ヴィラ・ノアイユが候補者のショートリストを作成し、1月中に各審査委員会へ提出します。各審査委員会は最終候補者を選出し、その作品は10月中旬に開催されるフェスティバルで展示・発表されます。

1986年の創設以来、本フェスティバルは、のちに国際舞台で象徴的存在となる多くの才能を世に送り出してきました。参加者は、ジャーナリスト、バイヤー、メゾン各社、タレントスカウト、コンサルタント、メーカー、ギャラリストと出会うまたとない機会を得て、コラボレーションの創出や評価の向上につなげています。ファイナリストの作品展示は数カ月間一般公開され、若手クリエイターの認知と可視性を長期にわたって高めます。

ファッション、写真、アクセサリーの各コンペティションはいずれも、権威ある審査員によって選ばれた10名のファイナリストで構成されます。本フェスティバルは、シャネル、LVMH、エルメス、7L、FHCM、DEFI、SUPIMA、American Vintage、ル・19Mといった主要パートナーの支援を受けています。昨年10月からは、約40年にわたり同館を築き上げてきたジャン=ピエール・ブランの後任として、ウーゴ・ルッキーノがヴィラ・ノアイユの指揮を執っています。

なお、2025年の各部門のグランプリ受賞者は、モード部門の審査員グランプリを受賞したルーカス・エミリオ・ブルンナー、写真部門の審査員グランプリを受賞したノエミー・ニノ、アクセサリー部門の審査員グランプリを受賞したアモーリー・ダラスでした。イエール国際ファッション・写真・アクセサリーフェスティバルは、才能ある若手クリエイターの発掘とプロモーションにおいて重要な役割を果たし、若き才能に独自の創作環境とプロフェッショナルの世界への確かな架け橋を提供し続けています。

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