
上沼恵美子
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タレントの上沼恵美子(70)が24日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。結婚生活について語った。
上沼は父の勧めで姉と共に漫才コンビ「海原千里・万里」を組み、お笑いの世界に。「すぐに活躍できました」と一世を風靡(ふうび)したが、「世界一好きな人と一緒になりました」と22歳で結婚し、引退。その後1年で芸能界に復帰した。
夫は現在はどうしているのかと聞かれると「世界旅行に行っています。世界一周してくるって言って出かけました」と打ち明けた。
それでも夫を好きになって「50年」だと言い「嫌になったのが、結婚して20年目ぐらいですかね」と赤裸々告白。「そら飽きますって。粗ばっかり。いいとこなんか全部消滅しますね」としたものの「でも、嫌いじゃないです。なんかいてることが普通になる」とも語った。
夫が旅行に行く前の夫婦生活については「今別居して8年半。彼は旅行に行ったり、ゴルフに行ったり。いい感じです。日曜日にだけ帰ってくるんです」と明かした。
「前は作ってたんですよ、ご飯。週に1回ぐらいだったら作ろうかと思ったけど。この頃は外食してます」と上沼。「しゃべりませんよ」と行きつけのうどん店に行くと、周囲は全て老夫婦で「みんなしゃべってない」「そんなもんです。夫婦はしゃべらないです」と笑わせた。
夫とはコンサートにも行くというが「まず2人共寝てます、開演まで」と言い、目が覚めても「会場の天井の電器(の数)を読むんです」と回顧した。
「もうとにかく夫婦はしゃべらないです。貫禄ある夫婦は。もうしゃべることないんですね。何聞いても大体答え分かりますもん」と淡々。雑談はしないのかと問われれても「くだらないじゃないですか」と言い切り、「これ妙な貫禄なんでしょうね。夫婦のキャリアなんだと思う。けなしてるんじゃなくて。間が持つんですよ」と続けた。
司会の黒柳徹子が「奇麗だねなんて言われない?」と聞いても「徹子さん、そんなふうに言ってたら変態です。おかしい。きょう奇麗だね」とすぐさま否定した。
「結婚して子供ができて、子供の方にばっかり女はいってしまいますけれども、“お母さん”って亭主が呼びますね。あたしあんた産んだ覚えないわ!と思うんやけれども、“お母さん”“はーい!”言うてしまう。“お父さん”てこっちも言うてしまう。そうなると、もう男と女じゃないし、お父ちゃんとお母ちゃん、家族」と言い、「そうなっていくのが普通なんでしょうけど、いいことなんでしょうけど。ちょっと寂しいなと思うところもありますね。新婚旅行の時のあれは、いったい何だったんだろうって」と話した。
上沼の夫は元関西テレビの上沼真平氏。
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