解 説
火星を舞台に繰り広げられる精鋭クルーたちの冒険と葛藤、予期せぬトラブルをリアリスティックに描いたSFドラマ。『2001年宇宙の旅』をはじめとするSF映画へのオマージュを散りばめつつ、科学的考証に基づいた火星移住計画が説得力をもって展開。それだけに後半のパニックシーンがショッキング効果を増幅させている。CM業界で活躍するアントニー・ホフマン監督による、悪夢的な火星風景は圧巻のひと言。
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あらすじ
2050年。人類は環境汚染によって生物滅亡の危機に瀕した地球を離れ、火星を新たな居住地にすべく環境整備を進めていた。しかし、大量の藻を栽培して酸素を発生させるという“火星地球化計画”はトラブルの発生で行き詰まってしまう。そこでトラブルの原因を調査すべく、6名の科学者チームが火星へ。ところが太陽フレアの影響で宇宙船は損傷を受け、女性船長ボーマンを除くギャラガーら5名は着陸船で火星へ降り立つが…。
