「おめでとうぉぉぉぉぉ! しげおめでとぉぉぉぉぉぉ!」と、特別版カバーガール歓喜の雄叫びから始まった今回のシューティング。ずばりテーマは“LAST GAL”。「そろそろ大人に移行中」と村重さんは言うけれど、キュートでセクシーで努力家で、とびきり明るくて、ときに毒づきながらも(!?)ポジティブに突き進む姿は、まさに理想のぎゃるじゃない? もしかしたらコレが最後の“ぎゃるしげ”に……⁉ 相当可愛いから覚悟しといてねー♡

ぎゃるしげLOOK
“ウッディもびっくり!
エロかわカウボーイ”

デニムベスト(参考商品)/ゲスジャパン(GUESS USA) スカート¥72600/アレキサンダーワン ハット¥46200/CA4LA プレスルーム(CA4LA) ネックレス¥34100/9FOX SHOWROOM(MARLAND BACKUS) ブーツ¥17900/CHARLES & KEITH ●商品情報はViVi2025年12月号のものです。

トイ・ストーリーのウッディっぽくないですか? そのウッディですらビビるくらいの、ファーついてるのに大事なとこは丸見えっていう、そんなコーデ。なんか景気がイイ感じがするから、テキーラ一杯サービスしちゃおうかな♡

え!? 突然のぎゃる卒宣言?
ぎゃるしげの行く末。

これまでも何度か「大人になりたい」と言っていた村重さん。自然と変化してきたという今の気持ちとこれからを、ちょっぴり真面目モードで語ってもらいましょう。

村重は今が変わりどき。
思いっきり大人になりたい!って心の変化を感じてる。
――ぎゃる卒業しちゃうんですか!?

安心してください。心にはぎゃるを宿してますから。でも今日みたいな格好ができなくなるのは、ちょっと寂しい。20トンくらいあるギラギラのアウターとか、“ぎゃるならでは”な感じがするし。ちょうど私くらいの年齢って、ぎゃるから脱出したいけどできないみたいな子が多いと思うんですよね。脱ぎゃるってけっこう勇気いるんで。しげも最初の頃、盛らないまつ毛に物足りなさを感じて、3ヵ月後には結局いつものメイクに戻すみたいなことを繰り返して、ようやく決心できたので、そこそこ時間かかってます(笑)。でも今はもう振り切っちゃえ!って感じ。

――心の変化を感じるようになったきっかけは?

気づけば、自分が手に取るものがシックな色になってたり、自然と“大人化”してて、この気持ちを否定したくないな、きっと今が変わりどきなんだろうなって思うように。変に背伸びをするわけでもなく、自然な流れで脱ぎゃるを決めました。でもね、人ってそんな急には変わらないですよ。相変わらず、毎日お酒いっぱい飲んで二日酔いになってますから。同じこと繰り返して、バカだなぁって思いながら歳を重ねていく。それが人生ってやつです。

――“大人化”に目覚めた今、理想の女性像は?

憧れてる方でいえば、タキマキ(滝沢眞規子)さん! もちろんいろいろな点で完璧な方なのですが、その上で「まぁ、いっか!」と言えるようなちょっとした雑さも持っていて、しかもそれを表に出せるサバサバした感じが素敵だなって。あとお母さんという立ち位置を確立した上でモデルとしての立ち位置も持っているって、本当にすごいじゃないですか? 同性として憧れますね。

――ちなみに、どんなときに大人になったなと感じますか?

二日酔いが重くなった(笑)。あとはベタですけど、周りが結婚したりママになったり。昔は夜中に車を走らせて河川敷で語り合ってた友達が、横でオムツ替えてたりするんですよ? もうびっくり。バリバリ働いてちょっと上の立場になってる子もいて、その子はその子で、新人の愚痴とか言うのを聞いてると「もう若くないんだな、ウチラ」って思いますね。

――中学生でデビューをした村重さんは、同世代より人生の先を行ってるような?

いや! 全くそんな感覚はないです。むしろ遅れてるなって思いますね。13歳から仕事してるのでスタートは早いかもしれないけど、一般社会に出てないんで、みんなの方が絶対に常識持ってると思いますよ。だって、ニュースとかしっかり見てるし、世間のことすっごい気にして生活してるわけじゃないですか? 昔はそんなのどうでもイイと思ってたんですけどねー。今は気になるし知りたいと思ってます。だから男性が「ニュース見ない」とか言うと、すっごい引く(笑)。そういう部分を求めはじめたってことは、やっぱり大人になってきたんでしょうね。

――そんな中でも、忘れたくないぎゃるマインドは?

「私は村重!」というのは絶対忘れたくないですね。ありがたいことにいろんなお仕事を経験させてもらって、雑誌の撮影やバラエティ番組では、「私は村重!」という前提が通用するようになってきて。けど、ドラマの現場では役があるのでそれが通用せず、一瞬、心が折れかけました。初めて自我が消されたような感覚になったんですよね。もうできないかも……って思うくらい、めっちゃ落ち込んじゃって。

けど、「いや、でも待てよ。私は村重だぞ!」ってなって、そこから「私は村重です!」っていうやり方でお芝居をしたら、めっちゃ褒めてもらえたんです。どういうことかと言うと、結局はどんな場所でも自分を消さずにやった方がいいってこと。それって周りに流されないぎゃるのマインドと一緒! どこに行こうが、自分らしさを消すべきじゃないんだなって気づきました。

――最後にコレがぎゃるしげ納めということで、最強にぎゃるいメッセージをお願いします!

天下一品、私が最上級の村重です。みんな、心に村重を宿せー!!

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Photo:Yuma Kuramoto(Pygmy Company) Styling:Hitomi Imamura Hair&Make-up:Yukie Tsujimura(ende) Model:Anna Murashige Composition&Text:Noriko Yoshii

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