映画「楓」ライトアップサプライズイベント

2025.11.23

 なんば広場(大阪市中央区)で11月23日、映画「楓」のライトアップサプライズイベントが開かれ、主演の福士蒼汰さん、福原遥さん、行定勲監督が登場した。

 

福士蒼汰さん、福原遥さん、行定勲監督福士蒼汰さん、福原遥さん、行定勲監督 

 会場には、数時間前の発表にもかかわらず約1000人の観覧客が集まった。登場した3人は、12月19日に公開を控える同作について撮影エピソードや作品の魅力を語ったほか、同日始まったイルミネーション「Bright You Namba 2025」(11月23日~12月25日)の点灯式にも参加し、会場を盛り上げた。

 

 福原さんは「ニュージーランドの景色はぜひ楽しんでいただけるポイントかなって思います。2週間ほど撮影で行っていたんですけど、とにかく景色がきれいで壮大で、自然がたくさんあって。テカポ湖という場所でも撮影したんですが、日によって全然表情が違って、本当に感動しました。大きなスクリーンでも楽しんでいただけるんじゃないかなって思います」と同作の魅力を語った。

 
 福士さんは「ものすごく人間らしい作品だなと思います。それぞれがそれぞれを劇中でもおもんぱかる、思いやるという言葉が出てくるんですけれど、本当にその通りで、登場人物たちが必要なことをおもんぱかって生きていく様子がすごく輝いて見えるし、きれいにも見える。でも人間らしい瞬間もあって、恋愛映画でありながら、人間ドラマとしてもしっかり描かれている作品だと感じました」と話し、「めっちゃええ映画やで、見てな」と大阪弁で呼びかけた。

 

 同作は、スピッツの楽曲がデビュー34年で初めて映画化された作品。「楓」は、1998年にリリースされた8thアルバム「フェイクファー」に収録され、同年にシングルカットされた楽曲で、その後も数多くのアーティストにカバーされながら、27年経った今も愛され続ける名曲。ボーカルで作詞・作曲を担当する草野マサムネさんが紡ぐ歌詞と心揺さぶるメロディーは、聴く人それぞれに寄り添い、大切な人との別れや思い出を包み込む。

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