2025年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
脚本が秀逸。原作未読だが、おそらく原作の文章を切り取ったのかもしれない。市井の視点、何気ない風景、誰にでも起こりうるような人生の節目。誰もが持つ思い込み、コンプレックス、思い通りにならないもどかしさ、友情、恋愛。
優しく照らす月明かり、彩りのある花。静かに感情移入ができ、共感できる映画。人生の生と死。市井のひとびとの暮らしを静かに見守るようで、誰かそばにいてくれるひとのかけがえのない有難さ。
こうした映画をみると、こうしたそばに居てくれるひとのいない人生もあるし、その方がより一層、ものかなしくもなるけれど、だからこそ、もっと他人に寄り添って生きていくことが大事だと自然に思える映画。そういった誘導もない。それはひとえにありのままを切り取ったような脚本だし、映画らしい映画を観た気分だ。こうした映画をもっともっと観たい。
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平場の月
