劇場公開日:2025年11月21日
解説・あらすじ
南米コロンビアの無法地帯を舞台に、正体不明のグリンガ(よそ者の白人女性)が腐敗した警察と麻薬カルテルを相手に繰り広げる戦いを活写したバイオレンスアクション。
コロンビアの小さな街に流れ着いたウクライナ人女性ドミニクは、そこで知り合った警察官フリオやその家族とともに平穏な日常を過ごしていた。しかし街を牛耳る腐敗した警察と麻薬カルテルによってフリオが惨殺され、彼の家族にも危険が迫る。大切な人たちを守り抜き復讐を果たすべく立ち上がったドニミクは、封印していた戦闘スキルを発動させ、悪党たちに情け容赦なく銃弾を浴びせていく。
マーシャルアーツの訓練も受けているウクライナ系アメリカ人の俳優オクサナ・オルランが主人公ドミニクを演じ、「ザ・アウトロー」のモーリス・コンプトが共演。「サベージ・キラー」「コカイン・ブライド」などリベンジアクションを得意とするマイケル・S・オヘダが監督・脚本・編集を手がけた。
2024年製作/100分/R15+/アメリカ・コロンビア合作
原題または英題:Dominique
配給:彩プロ
劇場公開日:2025年11月21日
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3.0 コロンビアを舞台にしたハードなアクション映画
2025年11月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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ウクライナから訳ありで飛んで逃げていた女性がコロンビアのある村の上空でカルテルの部下に撃墜されるところから始まるミステリアスな映画。村である一家の家に泊まることになった女性は運悪くカルテルとの血みどろの戦いに身を投じることになる。バイオレンス満載でかなりダークな展開だがご都合主義では無いところが逆によかった。割とドラマ仕立ての前半〜ジョン・カーペンターの「要塞警察」ミーツランボーのような展開になる中盤〜賛否両論であろうクライマックスのバトル、実に見応えがある展開だったのだが。しかし、ラスト5分だけ個人的にいただけない。終わり方に不満があったので星三つ。終わりはしっかり描くべきだったタイプの作品。おそらく予算か上映時間の都合でバトルが丸々カットされている。いやいや。ふざけるな。
アクション映画としてはガンアクションがメインでマーシャルアーツ的なものは少ない。ただゴアはそれなりにあるのでその辺りが苦手でなければ楽しめるだろう。
主演のオクサナ・オルランは今回見るのが初めてだった。ウクライナ人?だがおそらく英語は上手い。映画の中では訛りがある設定だが実はペラペラだと思う。個人的にはタイプではなかったがアクションヒーローとしての魅力は十分で非常にかっこいい。個人的に主人公を匿うコロンビア人の一家でアブリルを演じた女の子の表情や演技が非常に良かった。調べたらアラナ・デ・ラ・ロサという子役らしい。この先頑張ってほしい。
全体的に素晴らしい内容だっただけにラストが惜しい作品だった。
3.0 スプラッター系?バイオレンスアクション
2025年11月21日
PCから投稿
女性が主役の作品と油断していると、冒頭から痛烈な暴力描写で物語が始まってビックリ。
淡々と進む殺害シーンのわりに、残酷描写は全体的に多めな感じ。
これは、血みどろグロゴアが苦手な人には勧めにくいタイプの作品。
40代にして抜群のスタイルを持つ北欧系美女オクサナ・オルランの迷いのないスピーディなアクションの、若手の女優にはない凄みとカッコ良さ!
ただ格闘場面では、もう少し体重の乗った“パンチの重さ”が欲しく感じる事も…。
さらに、彼女が関わる家族の置かれた状況の、気の毒になるほどの間の悪さや不運の連鎖が、ご都合主義より“コロンビア”という土地柄、決して突飛とは感じないのが、またリアルだった。
終盤まで気が抜けない展開が続き、緊張感を保ったまま駆け抜ける作品だった。





