11月21日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比1198.06円安の4万8625.88円で取引を終えた。米国市場でのエヌビディアの株価下落を受けて、国内市場もAIや半導体関連銘柄に売り物が先行し、一時は下げ幅1300円超に達した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は74銘柄(76%)、下落は19銘柄(20%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

その中で、サンリオ<8136>が3日ぶりに反発した。サンリオは、前日11月20日に330万株、150億円を上限とした自社株買いを実施すると発表したことが株価の刺激材料となったようだ。

また、GENDA<9166>が上げ幅を拡大して4日続伸した。GENDAは、10月の月次売上高が前年同月比64.8%増と好調だったことが市場の関心を集めたもよう。

ほか、アルファポリス<9467>やDLE<3686>などが高く、前日発表したM&Aや暗号資産の購入および運用事業への参入が評価材料となったオルトプラス<3672>も続伸した。

カプコン<9697>やコナミグループ<9766>など家庭用大手ゲーム株も総じて買われた。

半面、GLOE<9565>やLink-Uグループ<4446>などが安く、半導体関連のメガチップス<6875>はさえない。

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