マッド・フェイト 狂運

©2022MakerVille Company Limited and Noble Castle Asia Limited

香港ノワールの巨匠ジョニー・トーがプロデュース、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のソイ・チェン監督作『マッド・フェイト 狂運』が、2026年1月2日(金)より公開される。この度、本予告と本ポスターが解禁となった。

本作は、「第47回香港國際電影節」のオープニングを飾り、「第42回香港電影金像獎」にて、最優秀監督賞、脚本賞、編集賞の3冠に輝き、他7部門にノミネートされた注目作だ。

マッド・フェイト 狂運

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監督を務めるのは、「第42回香港電影金像奨」で最優秀監督賞を受賞した本作の次回作『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 』で、香港で興収1億香港ドル超のメガヒットを記録し、「第43回香港電影金像奨」でも最優秀監督賞を連続受賞したほか、最優秀作品賞など、計9部門に輝き、絶対的な評価を得た名匠ソイ・チェン。プロデューサーを務めるのは、ワイ・カーファイ監督と「銀河映像(ミルキーウェイ)有限公司」を設立し、『エレクション』シリーズ(05・06年)など、大胆かつ革新的な作品を発表し、これまでの60本以上の監督作、80本以上のプロデュース作の功績を讃えられ、フランスから芸術文化勲章を授与された、香港ノワールの巨匠ジョニー・トー。脚本は、『ザ・ミッション 非情の掟』(2000)ほか多くのジョニー・トー作品に参加し、本作では『マッスルモンク』(2003)『エレクション 黒社会』(2005)に次ぐ3度目の香港電影金像獎・脚本賞を受賞したヤウ・ナイホイ。

そして、撮影を務めたのはジョニー・トー監督作を中心に、これまで60本以上の作品を手掛け、ワイ・カーファイ監督作『神探大戦』(22年)のほか、ソイ・チェン監督による本作の前作『リンボ』(21年)と次回作『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(24年)において、「香港電影金像獎」最優秀撮影賞を受賞したチェン・シウキョン。さらに、美術、造形、衣装、照明など多くの『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』組職人達が、圧巻の美術演出で独自の世界観を作り上げている。

主演は、 アンディ・ラウが創立したFocus(亨泰環宇有限公司)の所属俳優となり、キーパーソンを演じた『インファナル・アフェア』(02年)で注目され、『大樹は風を招く』(16年)では、「第36回香港電影金像獎」最優秀主演男優賞を受賞し、プロデューサーとしても活躍しているラム・カートン。共演は、『The Way We Dance -狂舞派-』(13年)で映画デビューし、一躍注目を浴び、18年には香港のサバイバル・オーディション番組「Good Night Show 全民造星」から誕生した12人組ダンス・ヴォーカル・グループ「Mirror」のキャプテンを務め、24年には「Mirror」主演映画『12怪盗(日本未公開)』も公開され、スマッシュヒットを記録した、ロックマン・ヨンが出演している。

本予告には、祈りを捧げる熱血占い師マスター・ホイ(ラム・カートン)と両親から「また刑務所行きだぞ」と咎められるも「俺は異常者だ。俺の血がそうさせる」と凶器を持ち、猫に襲いかかろうとしているサイコパス青年・シウ(ロックマン・ヨン)が描かれている。

雨の日に起こる“娼婦連続殺人事件”をきっかけに二人の男は出会い、運命が交錯していく。「(殺人を)考えようとしなくても勝手に思い浮かぶ」と自身の衝動を抑えられないシウに、「運命に屈するのか?戦い続けろ!」とホイは諦めずに説得する。だが、最後に「私どう?出会ったのは運命だもの」と娼婦に言い寄られるシウが凶器を強く握りしめている様子が映し出される。果たして“誰でもいいから殺したい。”という運命に抗うことはできるのか…?

マッド・フェイト 狂運

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『マッド・フェイト 狂運』は2026年1月2日(金)より全国ロードショー

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