30年の歴史を持つ米国の映画・テレビ業界の主要賞のひとつ、Screen Actors Guild Awards（SAG賞）が、2026年の授賞式から正式に「The Actor Awards presented by SAG-AFTRA」へ名称を変更することが発表された。
SAG-AFTRAと番組関係者によると、授賞式で贈られるトロフィーは創設当初から「The Actor」と呼ばれており、今回の改名は番組名を実際の賞の名称に合わせるものだという。また、2012年にScreen Actors Guild（SAG）とAmerican Federation of Television and Radio Artists（AFTRA）が合併してSAG-AFTRAが誕生したことを、番組名でも正式に反映する狙いもある。現在、16万人の組合員全員が受賞者の投票に参加している。
主催者側は、名称変更以外に番組の運営方法は変更しないと強調。投票、応募、資格条件などはすべて従来通りとなる。ただし、映画スタジオやテレビ関係者が円滑に対応できるよう、移行期間への配慮として、26年1月5日（現地時間）のノミネート投票期間終了まで「Screen Actors Guild Awards」の使用を継続する。ノミネート発表以降は、「The Actor Awards」の使用を推奨するという。
第32回「The Actor Awards presented by SAG-AFTRA」は、26年1月7日（現地時間）に映画とテレビ部門のノミネートを発表。授賞式は3月1日（現地時間）にNetflixで配信される予定だ。
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