木村拓哉主演の人気ドラマ「教場」シリーズの集大成となる映画「教場」プロジェクト。前編となる映画『教場 Reunion』が1月1日(木)よりNetflixで配信開始となり、後編となる映画『教場 Requiem』は2月20日(祝・金)より劇場公開される。このたび映画『教場 Reunion』に風間教場の歴代卒業生たちが出演することが発表された。さらに、卒業生たちの姿が見られる本作の本ビジュアルと予告映像も解禁された。
【写真を見る】風間共感の鋭い眼光と、第205期生徒たち、真剣な面持ちの卒業生たちが集合したビジュアル[c]フジテレビジョン[c]長岡弘樹/小学館
その内部が決して公になることはない警察学校の実態をリアルに描いた長岡弘樹による新感覚警察ミステリー小説「教場」シリーズ。未来の警察官を育成する警察学校=「教場」で繰り広げられる、冷酷無比な鬼教官、風間公親と、様々な想いを抱いて入学してきた生徒たちの手に汗握る対峙が評判を呼び、累計発行部数130万部を突破した。2020年には主演に木村を迎えたSPドラマ「教場」が放送されると白髪まじりの髪型で右目が義眼というインパクトの強いビジュアルと、適性がないと感じた者には容赦なく退校届を突き付けて無慈悲に決断を迫るという厳しい風間の姿は従来の木村のイメージを大きく覆しつつも、熱狂的な「教場」ファンを生み出し、次々と映像化された。2021年には続編となるSPドラマ第2弾「教場II」が、2023年には風間の誕生秘話を描いた連続ドラマ「風間公親-教場0-」が放送されるなど、大人気シリーズとなった。
『教場 Reunion』は1月1日(木)よりNetflixで配信開始[c]フジテレビジョン[c]長岡弘樹/小学館
そんな連続ドラマの放送から3年の月日が経ち「教場」シリーズの集大成となるプロジェクトが始動。木村主演×中江功監督×君塚良一の脚本というゴールデントリオが再集結し、1つの物語を配信と劇場での前後編として繋ぐ新たな形で、2026年にシリーズ初となる映画として公開されることが決定した。風間教官と本作で教場デビューとなる第205期生徒たちがどのような対峙を繰り広げるのか、早くも注目が集まっている。
本日『教場 Reunion』に風間教場の歴代卒業生たちが出演することが解禁された。2020年に放送された「教場」から第198期卒業生の大島優子、川口春奈、三浦翔平、味方良介。2021年「教場II」で第200期を卒業した濱田岳、福原遥、目黒蓮。そして2023年の連続ドラマ「風間公親-教場0-」の風間道場門下生である赤楚衛二、白石麻衣、染谷将太、風間とともに十崎を追う“裏のバディ”役、柳沢を演じた坂口憲二が出演する。風間の身に迫る危機を察知して再結集(Reunion)した卒業生たち。時を経て成長した彼らの姿が再び見られるのも集大成作品ならではとなっており、ますます期待が高まる。
前編となる『教場 Reunion』で描かれるのは、門田(綱啓永)、矢代(佐藤勝利)、星谷(齊藤京子)、石黒(浦上晟周)、若槻(中村蒼)、渡部(猪狩蒼弥)、笠原(金子大地)たちの物語だ。第205期の生徒たちが抱える闇と秘密が、徐々に彼らの物語が明かされていく。そして、警察学校の生徒や風間道場門下生として風間教官の容赦ない追及に耐え抜き、いまはそれぞれの分野で活躍する卒業生たちが、十崎の居場所を突き止めるため風間のもとに再結集したシーンは「教場」ファン垂涎だ。「私は君たちを警察官にするつもりはない」、「君はいま、どんな覚悟でここにいる」、「刑事になると誓えるか」など、鬼教官らしさ健在の風間のセリフも印象的だ。
同時に解禁された本ビジュアルでは、顔にかざした右手から見え隠れする鋭い眼光が印象的な風間と、それぞれの物語を感じ取れる表情をした第205期生徒たち、そして宿敵に対峙する覚悟を決めた真剣な面持ちの卒業生たちが集合し、「教場」シリーズ最終章の幕開けを予感させる。今後も「教場」プロジェクトの続報を楽しみに待ちたい。
文/山崎伸子
