【インタビュー】HANA、最新曲「My Body」で歌うセルフラブ「比べてもいいけどポジティブに比べようね」

BMSG × ちゃんみなによるガールズグループオーディション「No No Girls」より誕生した7人組ガールズグループ・HANAが、10月に「My Body」をリリースした。

本楽曲は「THE DAY. |ボディメンテ 」タイアップソングにも起用されており、TVCMも放映中。セルフラブがテーマで、オーディション「No No Girls」を通してもずっと伝えられてきた“自分自身”に向き合うことの大切さを教えてくれる楽曲だ。

本作をきっかけに、HANAよりYURIとMAHINAがBARKS初登場。HANAの現在地点、自身との向き合い方などたっぷり語ってくれた。

   ◆   ◆   ◆

◼︎このメンバーなら絶対に大丈夫だって思っています

──デビューから約半年、プレデビューから約10カ月が経ちました。HANAのメンバーとして過ごした2025年を振り返って、率直にいかがですか?

MAHINA:あっというまでした。10カ月が2週間くらいに感じるくらい、ビュンって感じで。でもその中に学びもあったし、感慨深くなることもあって。いろいろなものがぎゅっと詰まった期間でしたね。

YURI:率直に楽しかったです。ありがたいことに毎日がすごく充実していて。デビューする前とは1日の充実度が全然違って「生きてるな」って感じがしました。いろいろな景色も見させていただいたし、すごく楽しかったです。

──HANAとして活動を始めてからさまざまな変化があったかと思いますが、中でも特にご自身が変化したなと思うことはどのようなことですか?

YURI:パフォーマンスですね。ずっと強さを全面に出していて、それでオーディションのときも「ずっと一定だ」と言われていたんですが、パフォーマンスを重ねていく中で、強さよりも“抜き”を意識するようになって。そこはかなり変わったところだと思いますね。

MAHINA:私は変わったことはないかも。成長はしていると思いますが「ここが変わった」というのはあまりまだ実感していないというか。好きなこともやりたいこともずっと変わっていないですし。

──その好きなことというのが歌やダンスだと思うのですが、お仕事としてやっていても嫌になったり嫌いになったりすることもないっていうことですよね。

MAHINA:はい。むしろ楽しいです。

──素敵です。では、そんな音楽や歌・ダンスへの向き合い方、考え方には変化は生まれましたか?

MAHINA:そこは変わりました。HANAになる前は、自分が楽しければいいやと思っていましたけど、今はファンの方や見てくださる方に楽しんでもらいたいという気持ちが芽生えて。自分が楽しむのと同時に、いろんな人にそれを与えてあげたいなと思うようになりました。

YURI:私は音楽の聴き方が変わりました。それまでは自分が楽しむために聴いていましたが、今は、勉強の材料としても聴いているというか。「ここでこういう展開にするんだ」とかそういう聴き方になっていると思います。

▲MAHINA

──ご自身の変化について伺いましたが、では、お互いの変わったところ、もしくは変わらなくて素敵だなと思うところはありますか?

YURI:何も考えずに……って言うとちょっと違うかもしれないですが、深く考えずにステージを楽しむところは、出会った頃から変わっていなくてうらやましいなと思うところです。もしかしたら考えているかもしれないけど、ステージに立つ前に「楽しも〜!」って言ってくれるあの感じはすごくうらやましい。

──MAHINAさんが、ステージ前にそのスタンスでいられるのはどうしてですか?

YURI:(MAHINAの方を向きながら小声で)努力してるからだよ。

MAHINA:そうなのかな? 明確にはわからないですが、練習しているという事実があるから、自信を持ってステージに立てるのかなとは思います。自信がないときは十分な練習していないときなので。「もう十分練習したぞ」って言える過去の自分がいるからこそ、自信を持ってステージに向かえるんだと思います。YURIは、第一印象からすごく変わったと思っていて。メンバーに対して心を開いてくれるようになった。メンバーに甘えてきたり、何かを聞いてきたり。最初はそういうところがあまりなかったので変化したかなと思います。

YURI:そうかも。

MAHINA:変化していないところは、サバサバしているところ。さっき、私のステージ前の話をしてくれましたけど、YURIのほうがそういうところがあると思っていて。「結果、楽しむだけじゃん」「私たちならできるから大丈夫。私たちは最強だから!」と本番前にサラッと言ってくれるのがYURIで。本番前にYURIの顔を見て「うん、大丈夫!」って思うことが多いです。

──先ほど、MAHINAさんに「努力しているから」とMAHINAさんに助言されていましたが、YURIさんが「私たちならできるから大丈夫」と思える根拠は何かあるのでしょうか?

YURI:根拠はないです(笑)。でもどんなに考えたところで、結局行き着くのは自然の流れに任せた結果だから。そこでできない人たちだったらHANAになっていないと思うし。「できるからみんなここにいるんだから、そんなに心配しなくても君たちはカマせますよ」って思います。

▲YURI

──HANAのメンバーになれているということが、自信や支えになっているんですね。

YURI:そうですね。みんなが努力してきているのは近くで見てきているし。このメンバーなら絶対に大丈夫だって思っています。

──では、結成からこれまででグループとしては何か変化はしましたか? この10カ月のなかで、特にグループとして大きな変化点や意識が変わったタイミングなどがあれば教えてください。

MAHINA:夏だったかな、一回ボンってなって……メンバーで話し合う場が設けられたんです。そこで、みんなが今そのとき思っていること、考えていることを本音で言い合って。そのおかげでメンバー間の絆もより深まりましたし、お互いのことをより知ることができた。あの機会があってよかったなと思います。

YURI:みんなで話し合うことで、お互いを理解することができました。あれがなかったら、今でもちょっと何かをお互いに抱えていたのかなと思います。

──メンバーを理解し合う場だったということですが、そこで得たことや気づいたことはありますか?

MAHINA:メンバーを愛しているということ。みんながメンバーを愛しているからこそ起きたことだったので。結局辿り着いたのは、そこでしたね。

YURI:間違いないね。私はその話し合いの後から、メンバーへの接し方も変わりました。「この子にこう言ったら違う意味で伝わっちゃうかもしれないから言い方を変えよう」とか「逆にこの子はストレートに言ったほうが伝わるから、ズバッと言っちゃおう」とか。実際、私は言葉にしないとわからない人なので、みんなが言葉にしてくれてうれしかったし、良い機会だったなと思います。

Leave A Reply
Exit mobile version