ロックバンド・MOON CHILDのササキオサムが、19日に放送される日本テレビ系ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(毎週水曜22:00~)の第7話にゲスト出演。自身の代表曲と同タイトルのドラマで、演技初挑戦となる。
MOON CHILDの「ESCAPE」 といえば、1997年に発売されドラマ『FiVE』(97年4~6月放送、日本テレビ系)の主題歌として大ヒットした名曲。当時オリコンシングルチャートでも1位を記録した。
40歳以上の世代には楽曲「ESCAPE」の鮮烈なイントロのメロディーは強い記憶として残り、発表から四半世紀を越えていまだに愛され続ける“伝説の名曲”だ。この楽曲を作詞作曲したササキオサムは、MOON CHILDのみならず、音楽ユニットSCRIPT、Ricken’sのボーカリスト・ギタリストや、劇伴作家としても活動を行っている。
23年にはバラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)のカラオケ企画に出演し、その卓越した歌唱力と優しい人柄のギャップで大きな話題となり、その後もたびたび同番組に出演している。
今回は、ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』の制作陣に、楽曲「ESCAPE」のファンが多く、「元祖『ESCAPE』であるササキオサムさんと“ESCAPEコラボ”がしたい」という思いから、まさかの俳優として出演をオファー。ササキにとって本格的なドラマ出演・演技への挑戦は初めてのことだったが、快く受け入れ、夢のコラボが実現することになった。
ササキが演じるのは、車で営業を回っているスーツ姿の男性役。男性が商談に向かう途中、車がパンクして困っていると、そこに偶然、林田大介(佐野勇斗)が通りかかる。大介は車の修理を申し出るが、そのあやしい風貌に男性は警戒して…というシーンだ。
ドラマ初出演となるササキの芝居に加え、楽曲「ESCAPE」とのコラボにも注目だ。
ササキオサム コメント
――今回オファーがきてどう思われましたか?
本当にびっくりしました。「なぜ僕に??」というのが最初の素直な驚きでした。
――お芝居は初めてでしょうか。
初めてです。しかもセリフがあることにも驚きました(笑)
――お芝居してみてどうでしたか?
普段経験しないことがたくさんできて本当に楽しかったです。「ドラマはこうやって撮影しているんだ」って驚きました。そしてスタッフの皆さんのご苦労が知れて、本当に感動しました。
――一番難しかったお芝居は?
いやいや、芝居というにはおこがましいですが…なるべく自然な姿をカメラに収めてもらうにはどうすればいいか、ってことに苦心しました。とにかくスタッフの皆さんに良くしていただいて、何とか乗り切れました。
――今回は『ESCAPE』つながりのご縁ということで、ササキさんにとって「ESCAPE」はどういった思い入れのある曲でしょうか。
僕の音楽人生の中で、皆さんに一番認知された曲で、本当に誇りを持って今でもちゃんと歌っている曲です。そういうご縁で声をかけて頂けたのなら、本当にこの曲を作ってよかったなと思います。ありがとうございました!
【編集部MEMO】
ササキオサムは、2023年1月22日に放送された『千鳥の鬼レンチャン』に初登場し、DA PUMPの「U.S.A.」をコウメ太夫風のヘッドボイスで歌い、スタジオをザワつかせた。MC陣から「プロの歌手として恥ずかしくないんか?」とツッコまれるも、その後10レンチャン(=鬼レンチャン)を達成し、同番組の常連となっている。
