中華圏三大映画賞の一つ「中国電影金鶏奨」の授賞式が行われ、イー・ヤンチェンシーが最優秀主演男優賞を受賞した。

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中華圏三大映画賞の一つ「中国電影金鶏奨」の授賞式が行われ、イー・ヤンチェンシー(易烊千璽)が最優秀主演男優賞を受賞した。

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今年で38回目を迎えた「中国電影金鶏奨」は15日、福建省アモイ市で授賞式を開催。映画「小さな私(小小的我)」で脳性まひを持つ主人公を演じた24歳のイー・ヤンチェンシーが最優秀主演男優賞を獲得し、21世紀生まれの俳優で初めての受賞となり、2004年に26歳で受賞したリウ・イエ(劉燁)の持つ最年少記録を更新した。

受賞にあたってイー・ヤンチェンシーは、人気ユニットTFBOYSのメンバーとしてデビュー後、現在までの道のりを振り返り、「12歳で選ばれてデビューして12年が過ぎ、こうして俳優という職業に携われることを光栄に思います」とコメント。映画「小さな私」については、「家族のようなチームで一緒に数々の困難を乗り越えてきました」と語った。

映画「満江紅/マンジャンホン」でイー・ヤンチェンシーを起用し、今回の審査委員長を務めたチャン・イーモウ(張芸謀)監督はこの受賞について、「彼はまれに見る優秀な若手俳優で、粘り強さと努力がこの結果を生んだ。20代前半の俳優がこういった難役に挑んだ勇気は称賛に値し、しかも彼は見事にやり遂げた」と賛辞を贈っている。

ソン・ジア

なお、最優秀主演女優賞には映画「好東西-Her Story-」からソン・ジア(宋佳)が選ばれ、13年に「蕭紅」で初受賞して以来、12年ぶり2度目の受賞となった。(Mathilda)

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