人気の歴史ファンタジーロマンス『アウトランダー』の最終章となるシーズン8の本国アメリカでの放送日が決定した。
『アウトランダー』フィナーレは原作小説とは一緒にならない！？原作者が語る
ダイアナ・ガバルドンの人気小説シリーズをもとに映像化され、世 …
2026年初頭に放送開始！
ダイアナ・カバルドンの人気小説シリーズを原作にした本作は、米Starzでの2014年の放送開始以来、世界中で熱狂的なファンを獲得してきた。現地時間7月26日に行われたサンディエゴ・コミコンのパネルにて、主演サム・ヒューアンらキャストと制作陣が登壇し、最終シーズンの初映像が公開された。さらに、シーズン8が2026年初頭に放送開始となることも明かされていた。
最終シーズンは全10話構成で、ジェイミーとクレアの壮大な愛の物語に幕を下ろすこととなる。原作の第9巻「Go Tell the Bees That I Am Gone」のエピソードをもとにしつつ、未刊の最終巻を示唆する展開も含まれる可能性があるという。
コミコンで初公開された映像の中では、フランクの本を読んだジェイミーが「戦争が来る。そしてジェイムズ・フレイザーはその中で死ぬ」と不穏な一言を残す場面も。視聴者の心を揺さぶるラストシーズンとなりそうだ。
ショーランナーのマシュー・B・ロバーツは、「最終シーズンではこれまでのシリーズを超えるのではなく、純粋に“良いアウトランダー”を目指した。キャラクターたちが愛し合い、困難に立ち向かう姿を丁寧に描くことが重要だった」と語る。
9月には90秒のティーザー映像も到着。クレアとジェイミーのこれまでの足跡を振り返る映像となっている。
そしてこの度、米Starzで2026年3月6日（金）にリリースされることが発表された。日本上陸がいつになるのか、気になるところだ。
撮影終了時には、共演者に感謝
2024年9月にシーズン8の撮影がすべて終了した際には、10年以上にわたってジェイミーを演じてきたサムも反応。自身のInstagramを更新し、過去8シーズンの間に撮られた舞台裏の写真をいくつも投稿した。共演者たちとの写真はもちろん、小道具で用意された血で真っ赤に染まっている姿や、ジェイミーの姿でアイスクリームを食べる写真などを見ることができる。
「11年間、8シーズン、101話。なんという冒険だったろう。本当にたくさんの思い出があるし、光栄にも一緒に仕事をする機会に恵まれた素晴らしい人々を、今では友人と呼ぶことができる」と述べたサム。さらに「感謝するべき人がたくさんいる」として、ジェイミー・フレイザーというキャラクターをはじめ、原作者のガバルドンや“素晴らしい共犯仲間”であるクレア役のカトリーナ・バルフ、Starzやソニー・ピクチャーズ・テレビジョン、キャスト、クルー、ファンに加えて、舞台になったスコットランドにも感謝を捧げた。
そしてサムは最後、「これから楽しみなことがもっとたくさんある…」という言葉で締め括った。
また、シリーズの前日譚を描くスピンオフ『Outlander: Blood of My Blood（原題）』が2025年8月8日に米Starzでスタート。ジェイミーの両親とクレアの両親の恋物語が描かれる同作は、すでにシーズン2への更新も決定している。
『アウトランダー』シーズン1～7はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：米Variety