
クランクイン!
『ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ‐0.0』でも監督・脚本・VFXを担当することが発表されたばかりの山崎貴。彼が監督を務め、のちにシリーズ化された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の劇場公開から20周年を迎えた。ここでは、1950年代後半の東京・下町で生きる市井の人々を演じたキャスト陣のその後のキャリアについてまとめてみたい。
■吉岡秀隆
亡くなった祖母から引き継いだ菓子店を細々と経営しながら児童向け冒険小説を執筆し、一流の小説家を目指している茶川竜之介を演じていたのは吉岡秀隆。本作で第29回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した吉岡は、シリーズの全作品で主演を務めたほか、2022年劇場版も製作されたドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(フジテレビ系)でも主人公を演じた。以降も映画やテレビドラマの話題作に数多く出演。近年は『男はつらいよ お帰り 寅さん』や『ゴジラ‐1.0』、実写版の『秒速5センチメートル』などに出演。12月には出演作『火星の女王』(NHK総合)の放送も予定されている。
■堀北真希
集団就職で青森から上京し、鈴木オートに就職した星野六子を演じたのが堀北真希さん。本作公開の翌年、堀北さんは4月期ドラマ『クロサギ』(TBS系)でヒロインを演じると、同年の10月期ドラマ『鉄板少女アカネ!!』(TBS系)で主演を務めることに。2008年には『イノセント・ラヴ』(フジテレビ系)で月9ドラマに初主演すると、2012年には連続テレビ小説『梅ちゃん先生』でヒロイン役に抜てきされた。2015年8月、俳優の山本耕史との結婚を発表。2016年6月には第1子出産が公表され、2017年2月に芸能界を引退した。
