◇登壇者よりご挨拶
井之脇海(田窪優太 役): 昨日クランクアップをしまして、1話の完パケも僕らは見まして。本当にいいドラマができたなという手応えがあります。このドラマを多くの人に見ていただきたいので、(それには)皆さんのお力添えが必要なので、今日はよろしくお願いします。

金子大地(佐藤耕助 役):さっき海くんもおっしゃっていましたが、僕自身、こんなに温かい素敵なドラマができて自信を持ってみなさんに見ていただけるなという実感があります。今日は本当によろしくお願いします。

草川拓弥(蒔田葵 役):台本を読んだ段階からすごく心の温まるような作品で、演じるのが楽しみだなと。実際に現場に入ると、現場の雰囲気が本のようにとても温かく、素敵な方々ばっかりで、これは幸せだなと思いながら日々撮影をしておりました。ぜひたくさんの方に届いてほしいなと思っております。今日はよろしくお願いします。

穂志もえか(上野ゆい 役): 今のこの忙しない世の中、目まぐるしい渦の中にいるような気持ちになって、意識しないと自分の立ち位置すらもわからなくなる時がありそうなこの時代に、本当に必要なドラマだと思います。今日この日を迎えられたことを嬉しく思います。本日どうぞよろしくお願いいたします。

石田卓也(木山高志 役): いよいよ22日放送ですので、皆さんどうぞよろしくお願いします。本当に温かくて優しくて、でもしっかり現実を描いているドラマだと思います。今苦しんでる人や、なんかわからないけどモヤモヤしてるなと思ってる人たちに見てもらいたいドラマになっています。よろしくお願いします。

◇代表質問
Q.出演が決まった時の感想と、ご自身の役について、演じるうえで大切にしていたところを教えてください。
井之脇:出演が決まった時は、久しぶりに連続ドラマで主演をやらせていただけることがまず嬉しかったです。挑戦だなと思いましたし、久しぶりの挑戦の題材が、食というものを通して登場人物たちが触れ合って、心を通わせて、自分の弱さに気づいていく、それとともに生きていく…というような、日常の中だけどすごく大切なことが丁寧に描かれている本だったので、これを主演で挑めるのは光栄なことだなというのが決まった時の印象でした。役を演じるうえで大切にしていたことはたくさんあるんですけど、優太は仕事に忙殺されていて、家の片付けもできなくなっていて、でも会社ではそつなくやれている…というところを、ドラマとしていくらでもデフォルメしてやることはできると思うんですけど、そうじゃなくて1人の人間として、誇張せずに丁寧に地続きに心が変わっていくさまを演じたいなと。なので誇張しない、デフォルメしない、ということを意識しました。
金子:オファーをいただいた時は素直にすごく嬉しかったですし、自分が求めていたような作品だったなという気がしていて。こういうヒューマンドラマをずっとやりたいと思ってましたし、そういうチャンスをいただけてすごく嬉しかったです。耕助は一度挫折したことがあって、人の気持ちを敏感にキャッチする役柄なので、そこを意識しながら…あとは料理を結構するので、元料理人として下手くそだなと思われないようにちょっと練習しました(笑)。
草川:自分はたくさんテレビ東京さんのドラマに関わらせていただいていて、また素敵な作品を作れることが純粋に楽しみだなと思ったのと同時に、同世代の方々とほとんどずっと一緒にいたので、こうして作品を作れるというのがすごく嬉しかったですね。海くんとも大地とも過去に共演をしていて。でももう10年以上前だったりするので、30代近くの大人になって再会というのが、何となくこのドラマに共通する部分でもあったりもするのかなとか思いながら、ワクワクしたのを覚えております。葵はお調子者とまではいかないですけど、3人の中ではひまわりのような存在なのかなと。そう見えるんですけど意外と気がついたり、人に対して伝えにくいことでもさらっとストレートに言ってしまうところだったり…そういうところを素直に大切にっていうふうに意識して演じさせていただきました。
穂志:企画書を読ませていただいた時に賛同できないことがひとつもなくて。こんな私と同じこと考えてる人たちがいるんだってことがすごい嬉しくて、仲間を見つけたような気持ちになりました。正式に決まった時は同じ志を持った方たちとお仕事できることにワクワクして心震えました。上野を演じるうえで大切にしていたことは、女性プロデューサーということもあり、本作のプロデューサーの本間かなみさんにお時間をいただいて、ふたりきりでテレ東さんの会議室で1時間とか質問攻めにしちゃったんですけど(笑)、それをベースに心の重しにしながら…。あとは曖昧さを抱えたまま存在するということを大事にしました。上野自身が悩みながら模索しながら生きているような役柄なので、実際演出でもちょっとパキッとキャラクターっぽい芝居をしちゃったり、強めに意志が出ちゃった時に修正されまして。曖昧な感じでいるってちょっと怖いんですけど、でもその怖さを持ったまま存在するようにしました。
石田: 最初に台本を読ませていただいた時に、さっきもお伝えしたんですけども、本当に今をしっかり捉えているなと思って。どのジャンルの職業の人たちもそうなんですけど、真面目で優しくて一生懸命で不器用な人たちが、必ずぶつかるであろう人生をすごくしっかり描いていて、それを濁さない。且つ見守るような感じで描かれていたので、すごく素敵な作品だなと思って。このドラマに参加できるのは本当に自分にとって楽しみだなという気持ちでした。木山という役柄は、海くん演じる田窪の上司のディレクターなんですけれど、割とこう…一歩間違えるとイヤな奴に思われてしまうようなセリフがすごく多くあって、そこをセリフの言い回しとかではなくて、木山のキャラクターを…なんて言ったらいいのかな…いかに憎まれないようにするかを意識してやりました。それはもちろん、こさささんだったり、恵真さん、本間さんの演出はもちろんなんですけども、僕は海くんと穂志さんと絡むことがよくあったので、2人のお芝居に作られたキャラでもあるなと思ってて、本当に感謝しています。ありがとうございます。
Q.昨日クランクアップとのことですが、撮影中の印象的なエピソードなどございましたらお聞かせください。
井之脇:やっぱりご飯が本当に美味しくて!飯島奈美さんというフードスタイリストの方が全部作ってくださったんですけど…いろんな料理が今後も出てくるんですけど、どれも歴代最高を更新してくるご飯ばっかりで。見た目もそうですけど、朝現場に行くとまずもういい匂いがしていて、「おなか減ったなー」「今日これ食べられるんだ」と思いながら、芝居中それを食べて、カットがかかった後もそれを食べて。ずーっと食べてましたよね。
金子:ずーーっと食べてました!
石田:いいなあ。僕たちはなかったよね。
穂志:オフィスだからいい匂いがするとかなかったよね。
草川:優太の仕事場のお三方とは、なかなかお会いする機会もなかったので…。
石田:そうなんですよ。実は最終日に初めてお会いしたんだよね。
草川:そうですね。本当に1~2日ぐらいしかお会いする機会がなかったので、ちゃんと映像で仕事風景のシーンを見て、「ああこうやって撮影してるんだ」っていうのは新鮮に見られましたし、そっちの世界もありつつ、ご飯を食べてる3人のところもあって…見てて面白いですよね。
井之脇:現場もちょっと雰囲気が違って、もちろんスタッフさんは変わらないですけど、現場の進み方とかどっちも良さがありました。テレ東(局内で)撮っていた時はわりとちゃんとお仕事という感じがして、こっち(金子・草川との撮影)はお仕事なんだけどやっぱり匂いを共有するってすごいというか。どこか仕事の話をしながら料理に気がいってるみたいなところがあって(笑)。それは面白かったです。
金子:(実際に料理しながらのシーンは)いやあ難しかったですね。何回も撮り直しもしましたし、どうやったらうまく見えるかなと考えながら自分で見ながら…。肉眼で見るよりも、スタッフさんがどうしたら美味しく見えるんだろうとすごくみんな意識していて。モニターで見たらよりツヤも出て美味しそうな料理が毎回出てくるので、そこも本当楽しみにしてほしいですし、25時っていうのがちょっともったいないぐらいの素敵なドラマに仕上がったなって思います。
Q.本作では、「ただ晩ご飯を一緒に食べる」=「晩餐活動」略して「晩活」を通して、本来の自分を取り戻していく内容となっていますが、皆さんにとって本来の自分に戻るために大切にしていることがありましたらお聞かせください。
井之脇:休みがちょっといただけた時は山に登りに行くのが趣味でして。山で自然と触れ合って、都会での日々の忙しいものを全部忘れて、ただ風の音とか川の音とか自分が歩く足音だけを聞いていくという時間は、僕にとってリセットというか自分に戻れる瞬間。趣味でもあるけど意図的にあえてそういう機会を設けるようにしています。
金子:僕は実家が北海道なので、時々北海道に帰るとリフレッシュして、自分に戻れる気がします。
草川:シンプルなんですけど、たくさん寝ることですかね(笑)。若い時は毎日のように夜ふかしをして、仕事が早くても2時3時まで起きてましたけど、やっぱり人間ちゃんと睡眠をとって、次の日を元気に迎えないと頭はまわらないし体も動かないなと。たくさん寝て悩みとかあっても、1回寝れば、リセットじゃないですけど頭もスッキリするし、また新しい考えがひらめいたりとかもするので、“寝る”…ですね。
穂志:私は心から信頼できる友人と会う…ですかね。気がつくと武装するんですよ、私(笑)。だから本当に何も気にしなくていい、だらしない姿を見せてベラベラ喋って…っていう時間は私にとって本当に必要不可欠。友人には心から感謝しています。
石田:僕は愛犬と遊ぶこと。一番自分に戻れるというか「幸せだな」と思ってる瞬間で。僕もよく愛犬と一緒にトレイルランニングをしたり…自然の中に入ってただ走ってるだけなんですけど、それがすごく自分の中でリフレッシュというか、リラックスできる瞬間ですね。
◇“最後の晩餐”当てゲーム
中垣アナ:さて、まじめな質問が続きましたので、ここでちょっとしたゲームをしたいと思います!題して、“最後の晩餐”当てゲームです!出演者の皆様には、“最後の晩餐”に食べたい食べ物を事前にフリップに書いていただいています。
皆さんがそれぞれ、最後の晩餐に食べたいものはなんなのか、ご本人以外の皆さんで相談して正解を導き出していただきたいと思います。
回答者の皆さんは30秒間、出題者の方に質問OKです。その後、30秒間で話し合って答えを決めてください。
■井之脇海の最後の晩餐
【質問&話し合いタイム】
引き出したヒントは「和」「どちらかと言えば肉。でもそんなに肉メインじゃない」「汁はある」「ジャガイモは入ってない」「豆腐は入ってると思う」。
「すき焼きじゃない?」(石田)「味噌汁豚汁!」(金子)などの案があがる中、最終的な予想は「豚汁」に…。
【井之脇の回答】
井之脇:正解は…「鍋焼きうどん」です!

穂志:いやーきのう聞いてた私!(などキャストから「そういえば知ってた」といった声があがる)
井之脇:僕はめちゃめちゃポテチが好きで、今までずっとポテトチップスって答えてたんですけど、今回第2話で鍋焼きうどんが出てくるんです。それが本当に美味しくて!正確に言えば「“飯島さんが作る鍋焼きうどん”を最後に食べたい」っていうのが回答です!
■金子大地の最後の晩餐
【質問&話し合いタイム】
「主食か?」の質問には「主食じゃない。ほんっっにシンプルに考えてください!ザ・シンプル!それでいいの?っていうぐらいシンプルです!」と回答。さらに「白」「2色」という謎の返答が。白=米という発想に加え、浮かび上がったヒントから穂志がひらめいた「カレー」と予想するも…。
【金子の回答】
金子:正解は…「梅干しごはん」です!

草川:あー言ってたわ、これは!好きって言ってたよ梅干し!
金子:こってり系だと最後の晩餐の時に喉通らないなと思って。ゆっくり噛みながら喉を通る、梅干しとご飯でもいいやと。最後は僕これで死のうと思います(笑)。
■草川拓弥の最後の晩餐
【質問&話し合いタイム】
「麺系?」「はい」の問答で金子の頭には何か浮かんだ様子。さらに「中華」「さっぱり&こってりはどっちもある」「辛い・辛くないもどっちもある」とのヒントで、ある「大阪の超有名ラーメン」だと言い切る金子は「神座のラーメン」と回答すると…。
【草川の回答】
草川:僕は…「ラーメン」です!大地が言っていたやつもそうですね。大好きです。ラーメン全般好きで、昨日もアップして撮影が終わりまして、だいぶ夜遅くに帰ったんですけど、「行っちゃおうかな」と背脂系のラーメンをUber(Eats) しまして(笑)。絶対ダメだなーと思いながら食べてました。

中垣アナ:これは大正解でしたね。お見事でした!
■穂志もえかの最後の晩餐
【質問&話し合いタイム】
質問をする前から石田は何が食べたいかわかった模様。「肉か魚か?」と質問すると「肉です」「だよねぇ!」とかなり自信がある様子で、その後も「恥ずかしいぐらいシンプル」「最近食べた」「焼く」などのヒントで確信したかに見えたが、「黒系?白系?」の質問に「黒」と答えたところで雲行き怪しげな表情を浮かべる石田の答えは「焼き肉」。「もえかちゃんとは現場であまり喋らなかったのに、もえかちゃんの方からあるとき話しかけてきてくれて。その質問が『どこか美味しい焼き肉屋さん知りませんか?』だった」と理由を語るが…。
【穂志の回答】
穂志:(フリップに書かれていた正解は「ハンバーグ」!)

石田:むっちゃ自信あったんだけど…すみません!!あれ…!?
穂志:焼肉もすごく大好きなんですけど、それこそ一昨日食べて。玉ねぎとか入った方が美味しいなと思って(笑)。おいしかったんです。
■石田卓也の最後の晩餐
【質問&話し合いタイム】
「石田さんはわからないなあ…」と戸惑いを見せる中、和洋中では「和…中もあるかな」「野菜メインじゃない」「魚」「焼く」などのヒントがあがるも、なかなか答えがまとまらない4人に、特別に「タレをつけて焼く」という新たなヒントが。そこで金子がひらめき「鰻」と予想すると…。
【石田の回答】
石田:(フリップに書かれていた正解は「鰻」!)

4人:おぉ~~!(と当てられて大喜び)
石田:地元が愛知県で鰻が名物なんですよね。それで小さい頃からよく食べていて、自分の好きな食べ物っていうことで、鰻を選びました!
中垣アナ:(正解して「嬉しい!」と喜ぶ様子に)まさに和気あいあい、チームワークが感じられたひと時でしたね。
◇記者質問
Q.金子さんに質問です。料理で苦労されたという話をされたと思うんですが、今回の撮影を通して一番上がった料理のスキルがあれば教えてください。
金子:ロールキャベツの巻き方。爪楊枝を刺さない巻き方を飯島さんに教えてもらって、キレイに巻けた時はすごく感動しました。「これ俺作れるんだ」って。今までは1回もロールキャベツを作ったことがないです(笑)。俺もロールキャベツが作れるんだっていう感動がありました!ほかにもいっぱいあるんですけど、特にロールキャベツが感動しましたね。
――井之脇さんは鍋焼きうどんが一番おいしかったという話でしたけど金子さんは…?
金子:そうですねぇ……(少々悩みながら)唐揚げ。あんまり唐揚げを頼んで食べないんですけど、今まで食べた唐揚げで一番美味しかったですね。唐揚げも全部作り方を教わって、実際に揚げて作らせてもらいました。
Q.皆さんの普段の食へのこだわりや意識・関心について教えて頂きたいです。ドラマで演じたことおきた変化があれば、そこも教えてください。
井之脇:僕は昔から今日食べたもので明日の体が動く実感があって。前の日にこってりしたものを食べたら、次の日はやっぱり体が重くなるし、そういうのを毎日感じてるので、結構食生活は気をつけてというか、「今これで明日の自分を動かすんだ」と思っています。だから選択肢がある時は、体にいいものを食べようとか、栄養もすごく好きなのでタンパク質どれぐらいとか、考えながら食べています。でも今回のドラマをやったことで、同時に心も豊かにする食事は本当に素敵だなと思って。栄養ばっかり考えていると外食がしづらくなって。人と食べるより…っていう瞬間が時々あったんですけど、それよりもたまにはちゃんと誰かとご飯を作って食べたりとか、一緒に外食するっていうのはいいなって、ドラマを通してすごく感じたので、そこが今回の食への変化ですかね。
金子:僕は食へのこだわりが全然なくて。今回の作品を通して1個1個の野菜を見てると、本当にキレイだなと思いますし、料理をするお芝居なのに、ちょっと真心みたいなものが、愛着が生まれてきて、丁寧な生き方ってすごく大切だなと。丁寧な生き方をするうえで、食事というものはいいメンタルを保つのに大切なことなんだな、というのをすごくこの作品で感じて。この作品の期間中、キッチンの絶対普段だったら拾わないゴミをちゃんと拾ったり(笑)、ちょっとずつ丁寧になってきてるなと思います。
草川:僕も正直あまりそこまでこだわりはないんですけども…普段から料理には苦手意識がすごくあって。でもこういう作品に今回関わらせていただくというのもあり、簡単にできそうな野菜炒めを作ってみたりして。今の変化としては2人(井之脇・金子)もおっしゃってたように、料理ってすごく素敵なものだし、人と人が繋がれるものでもあるなと。僕もちょっとずつにはなるかとは思うんですけど、料理をしてみようかなって思えました。
穂志:あんまり細かいことを気にしてないんですけど…食べたい時に食べたいものを食べる、ですかね(笑)。ストレスをためないっていうことは結構意識してて。でも体が何を欲してるかはなんかわかる。「野菜欲しいよ」ってなってる時はそういうのを摂るようにしますし、あとちょっと最近意識しているのは旬の食材をいただくことですかね。おいしいですし、食から四季も感じられて楽しいです。
石田:僕はすごく食に対して興味を持ってて。実は俳優業の他に自分で農業もやってるので…。いま海くんが言ったように人間の体って食べたもので出来てると思うんですね。それがいかに自然なものであるかはすごく意識してて。自分が口に入れるものも、できるだけ自然に作られた野菜だったり卵だったり、そういうものを意識的に摂るようにしています。
◇締めのご挨拶
井之脇:ドラマ「晩餐ブルース」は遠い世界の話では全くなくて、ものすごく近くにいるような人たちが、自分の弱さとかダメなところを気がついたり認めたりできて、ちょっと前を向けるような…そんなに大きな変化じゃなくても、そういった心の変化をドラマで丁寧に描いています。その姿はきっとテレビの前の方にも伝わるでしょうし、応援したくなるような人物たちがたくさんいます。そして何より食というものの素晴らしさであったり、食が繋いでいく幸せとか、喜びの連鎖みたいなものが、画面越しに見てくれた人にも届いてくれたらいいなと心から思います。ぜひ楽しみに、最終話まで見ていただけたら嬉しいです。
金子:1話を見させてもらって、温かい作品だなと思って。この温かい作品にするために、どうやったらご飯が美味しそうに見えるかとか、どうやったらお芝居がよく見えるかみたいなものを、スタッフさんとみんなで話し合いながら作れた気がしていて。本当にいいチームだったなって思っています。それってやっぱり僕らの力の範囲では絶対できないことなので、それをたくさんの人に見てもらえたらと思いますし、皆さんの中に、ちょっと思いつめたり、ちょっと視野が狭くなってる方がいたら、薦めてもらえたら嬉しいですし、そんな人に何かを感じてもらえる作品になってると思うので、「晩餐ブルース」よろしくお願いします。
