
11月13日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比218円52銭高の5万1281円83銭でこの日の取引を終えた。前日の米国市場でダウ工業株30種の上昇や円安を受けて自動車株が買われたほか、金融株も堅調だった。
【主要指数】
・日経225: 51,281.83(+218.52)
・TOPIX: 3,381.72(+22.39)
・ドル/円: 154.59(-0.23)
・ダウ: 48,254.82(+326.86)
・ナスダック: 23,406.46(-61.84)
・SOX: 7,082.13(+102.43)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は33銘柄(34%)、下落は59銘柄(61%)、変わらずは5銘柄(5%)で、売り優勢だった。
個別物色が盛んで、Link-U<4446>がストップ高。ソニーグループが9月中間期の決算説明会で同社がシステム提供するクランチロールマンガについて期待を示したことで思惑が再燃した格好だ。第3四半期決算の黒字転換を受けて東京通信G<7359>にも物色の矛先が向かった。


大手ゲーム関連を見ると、スクエニHD<9684>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

その他ゲーム会社やディベロッパーは、日本一ソフト<3851>が高く、ユークス<4334>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が安い。

モバイルゲーム系の銘柄は、前日の決算発表で『怪獣8号』の好スタートを明かしたアカツキ<3932>が高く、MIXI<2121>、コロプラ<3668>、モバイルファクトリー<3912>も買われた。他方、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、ケイブ<3760>がさえない。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>やサンリオ<8136>、東宝<9602>、東映アニメ<4816>が高い。ブシロード<7803>が変わらず、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>が売られた。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。