掲載日

2025年11月12日

ミラノを拠点とする先鋭的なファッション見本市「ホワイト・ミラノ」は、2025年10月にリヤドで開催されたファッション・ウィーク期間中に初のショールームを成功裏に披露したのを受け、サウジアラビア文化省の支援に加え、現在は観光省からの後押しも得て、2026年10月に予定されるリヤド・ファッション・ウィークの正式パートナーとなりました。

Tourise 2025でのイタリア代表団の集合写真Tourise 2025でのイタリア代表団の集合写真 – Tourise

「サウジアラビア観光省は、リヤドをファッションの中心地であり世界有数の観光都市とすることを目標に、現地でホワイト・ミラノと連携し、世界各国からのバイヤーやファッション関係者の招聘を支援します」との声明が発表されました。

この発表は、リヤドで開催された世界観光サミット「Tourise 2025」の一環として行われた、イタリアとサウジアラビアの関係強化に特化した円卓会議で明らかにされました。同会議では、世界の観光エコシステムの未来を牽引するための1,130億ドルの投資計画が発表されました。M.SeventyのCEOであるブレンダ・ベレイ・ビッツィ氏は、ホワイト・ミラノを代表して「Tourise」に出席しました。同イベントは、革新的なプロジェクトやグローバルなコラボレーションを通じて、ファッション、アート、観光の結びつきを促進することにも取り組んでいます。

イタリア代表団を率いたのは同国のダニエラ・サンタンチェ観光相で、Acque e Terme di Fiuggi、Alpemare、Arsenale、Eurobuilding、Ferrovie dello Stato Italiane、ITA Airways、Mangia’s、MSC Crociere、Nicolaus Group、Sicis、Technogym、Venini、そしてホワイト・ミラノなど、メイド・イン・イタリーを代表する多くの名だたる企業が参加しました。

「本会議では、両国の機関および経済・文化の担い手同士の協業を強化することの重要性が強調され、関係性、美、文化、創造性を、持続可能な発展の原動力であり、共有の経済的・文化的成長のための手段として促進することを目指す、国際的な対話と協力の重要な機会となりました」と声明は続きました。

リヤド・ファッション・ウィーク2026は、ファッション、アート、デザイン、そして美が共通の物語を紡ぐ最先端のプラットフォームとして自らを位置づけ、参加ブランドおよび同国全体のクリエイティブと観光のエコシステムに価値を創出することを目指しています。「ホワイト・ミラノは中核的な役割を担います」とブレンダ・ベレイ・ビッツィ氏は述べました。「リヤドは大きな変革期にあり、当社グループはクライアント企業の事業開発を後押しするべく、常設の現地オフィスを設け、この進化を支えていく方針です。」

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