小学館文庫小説賞の大賞受賞作で、現在累計40万部を突破した長月天音の同名小説を、浜辺美波、目黒蓮のW主演で映画化した『ほどなく、お別れです』が2026年2月6日(金)に公開される。このたび、本作の新キャストが解禁となった。
【写真を見る】日々奮闘する美空を見守る父の清水佑司役の鈴木浩介を初め新キャストが解禁に[c]2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 [c]長月天音/小学館
就職活動に全敗し途方に暮れるなか、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職したヒロインと、そんな彼女を厳しく指導する指南役の葬祭プランナーがタッグを組み、“最高の葬儀”を目指す本作。浜辺は新人葬祭プランナー、清水美空を、目黒は美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナーの漆原礼二を演じる。メガホンをとるのは、『アオハライド』(14)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)など、青春映画を中心にヒットを連発する三木孝浩。脚本は、『いま、会いにいきます』(04)、『余命10年』(22)などの原作ものから、連続ドラマ小説「ひよっこ」、ドラマ「最後から二番目の恋」シリーズなどのオリジナルまで幅広いジャンルの作品を多数生みだしてきた岡田惠和監修のもと、連続ドラマ「ライオンのおやつ」など、数々のドラマを手掛けてきた本田隆朗が務める。さらに、これまでにGLAY、椎名林檎、スピッツ、平井堅、いきものがかりをはじめとする数多くのアーティストのプロデュースやアレンジを手掛け、ヒット曲を生みだし続けてきた亀田誠治が音楽を担当する。
美空の母である美波役を永作博美[c]2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 [c]長月天音/小学館
そしてこのたび、美空の家族キャストが新たに解禁に。一人前の葬祭プランナーになるべく、日々奮闘する美空を見守る父の清水佑司役を鈴木浩介、母の美波役を永作博美、美空の良き理解者である祖母の花子役を夏木マリが演じる。
三木監督作品は初の参加となる鈴木は「脚本を読んだときは涙が止まらなくて、『これは大変な撮影になりそうだな…』と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。この作品には、様々な家族のお別れの形が描かれており、観てくださる方それぞれに、きっと共感できるポイントがあると思います」と、繊細な役を演じることへの心境と、作品への想いをコメント。永作は役柄について「率直に『難しそうな役だな』と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。『こうやって日々を生きる人もいるのか』と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました」と語っている。さらに、夏木は「“粋なおばあちゃん”としての花子の姿が、画面の中でしっかり表現できていればいいなと思い演じました」とコメントした。
美空の良き理解者である祖母の花子役を夏木マリが演じる[c]2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 [c]長月天音/小学館
“最高のお見送り”を目指す美空と漆原の2人に、彼らはどのように関わっていくのか?そして、清水家に起きた過去のある出来事とはをぜひ劇場で確認してほしい。
