2025年11月10日、イベントホールLUMINE0にて、WOWOW連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」のプレミア上映会が開催され、主演の福本莉子、高橋恭平をはじめ、山下幸輝、小坂菜緒、中沢元紀、伊野尾慧、千葉雄大といった豪華キャスト陣が登壇し、撮影秘話や作品への思いを語った。
2025年11月10日(月)、イベントホールLUMINE0にて、WOWOW連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」のプレミア上映会が開催された。本作は咲坂伊緒による大ヒット漫画の初の連続ドラマ化であり、放送開始直後からSNSで「原作のイメージにピッタリ」「映像が美しい」と大きな反響を呼び、早くもこの秋を代表する“最高峰の本格青春ラブストーリー”として話題となっている。
舞台挨拶には、主演の木下仁菜子役・福本莉子、一ノ瀬蓮役・高橋恭平をはじめ、安堂拓海役・山下幸輝、上原さゆり役・小坂菜緒、是永大樹役・中沢元紀、カフェオーナー美教一役・伊野尾慧、養護教諭・保科千秋役・千葉雄大といった豪華キャスト陣が登壇し、撮影秘話や作品への思いを語った。
連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」は、WOWOWにて放送・配信中、WOWOWオンデマンドでは〈全6話〉一挙配信中。
舞台挨拶【詳細】レポート
キャスト陣が高校生活の淡く切ない感情やひたむきな初恋を「史上最大級の映像美」で描き出すことにこだわったという本作。
今回の舞台挨拶での和気あいあいとしたトークは、登場人物たちが複雑に絡み合いながらも懸命に向き合う青春群像劇の繊細な温度感を視聴者に伝える、まさに青春のタペストリーを織りなす糸のようで、ドラマの世界観がさらに深まるものとなった。

⼭下幸輝/⼩坂菜緒/中沢元紀

福本莉⼦
‐ 福本さんに伺います。第1話、第2話では仁菜子と蓮の思いが早速動き始めました。視聴者も二人の関係に目が離せないと思いますが、改めて1話・2話を振り返って、お好きなシーンはございますか?
福本莉子
たくさんあるのですが、やはり電車のシーンがお気に入りです。電車で出会って物語が進むにつれても、電車のシーンは印象的なものが多いので。ちなみに、劇中のキーアイテムであるキーホルダーもグッズ化されています。

福本莉⼦
‐ 高橋さんに伺います。同世代のキャストが多く、和気あいあいとした撮影現場の雰囲気だったと思いますが、男子4人が集まって同じ部屋で過ごした日があったと伺いました。ぜひその時の裏話をお聞かせください。
高橋恭平
そうですね、本当に修学旅行のような感じでした。元紀(中沢元紀)と幸輝(山下幸輝)と僕と伊野尾慧上想良の4人で、畳の部屋に布団を4つ敷いて一緒に寝ました。
いろいろと熱い話もしていたのですが、僕が先に寝てしまって、他のみんなに運んでもらったということもありました。その後、起きたら一人ずつ帰りの時間で出ていくのが楽しかったですね。

‐ 中沢さんに伺います。第1話では、中沢さん演じる大樹の思いも動きましたよね。仁菜子に思いを寄せながらも、さゆりから告白されるという展開でした。中沢さんは福本さん、小坂さんと初共演だったと思いますが、それぞれご共演はいかがでしたか?
中沢元紀
高橋が言った通り、みんな本当の同級生のように仲良くなれました。ドラマの撮影ではあるんですが、本当の同級生のような感覚で仲良くできたので、とても楽しい撮影でした。

中沢元紀
‐ (中沢さんへの関連質問として)小坂さんはいかがでしたか?
小坂菜緒
ここにいる皆さんとは、初めましての状況だったので、人見知りという壁は一つあったのですが。でも、皆さんがすごく優しく話しかけてくださったりして、和やかな雰囲気の中で撮影ができたので、楽しかったという思い出が強いです。

⼩坂菜緒
(※ここで、中沢元紀はスケジュールの都合により途中退席となった)

中沢元紀
‐ 山下さんが演じる安藤は、次第に仁菜子へ本気の恋をしていくという役どころです。もしご自身が実際に安藤の立場だったら、どんなアプローチをしますか?
山下幸輝
安心感とか親近感を持ってもらうために、身近な会話からアプローチしようかなという感じです。
例えば、「好きなものは何ですか」とか「どこ出身ですか」とか、そういったところからアプローチして、この人は安心できるなと思ってもらえるような関係性を徐々に作っていきます。

⼭下幸輝
‐ 小坂さんに伺います。初の青春ラブストーリーへのご出演でしたが、演じてみていかがでしたか?
小坂菜緒
親友の恋を応援しつつ、自分の恋もするという役どころは初めてだったので。特に第1話の最後の屋上の告白シーンは、友達が(蓮を)好きだというのを分かっていながら、自分の恋を伝えなければいけないところが結構苦戦しました。
原作を読みながら台本を読み進めつつ、色々なことを想像しながら進めていく毎日でした。

⼩坂菜緒
‐ 伊野尾慧さんに伺います。今回、原作のキャラクターである美教一の髪型や色にもこだわって役作りをされたと伺いました。他にはどのような点を意識して演じられましたか?
伊野尾慧
個人的には、誰かの恋を見守るという立場の役が初めてだったので、皆さんが演じる高校生たちを、温かく見守れるようにという気持ちでやらせてもらいました。
‐ 伊野さんは、ご出演決定時のコメントで「高校生役なの?」と驚いたとおっしゃっていましたが、もし本当に高校生役のお話が来たらどうしますか?
伊野尾慧
困りますね(笑)でも、もし来ることがあったら、一度高橋恭平君に相談して、やれるかどうか確認してから決めます。
高橋恭平
その時は、ぜひ一緒に同級生役でやらせていただけると嬉しいです!
‐ 千葉さんに伺います。今回、養護教諭という大人の立場から生徒たちを見守る役どころでした。千葉さんご自身は、撮影中どのように皆さんを見守っていらっしゃいましたか?
千葉雄大
もうお母さんのような目で見ておりました。撮影日数は短かったのですが、ちょっとずつ皆さんとお話もできて、見守っていました。

千葉雄⼤
‐ 見守る役どころの千葉さんから、今の現役高校生や、今恋をくすぶらせている皆さんに向けて、背中を押す応援メッセージをいただけないでしょうか。
千葉雄大
やっぱり人を好きになるというのは、本当に素晴らしい感情だと思います。なかなか大人になると「好き」という感情が分からなくなってしまうこともあるんですけれども。
人生一度きりなので、当たって砕けて、砕けたらなんか友達とかが拾ってくれるので、また新たな自分になれる。誰も拾ってくれなかったら、自分で拾って僕みたいになってください(笑)
‐ 福本さんに伺います。保健室の先生である千葉さんについて、どのような印象でしたか?撮影でどのような会話をされましたか?
福本莉子
出演されたドラマの話から入りました。あと、保健室にいる可愛い猫の部長が、すごく可愛かったですね。仁菜子的には、保健室での時間が後にどんどん効いてくるんです。ふとした時に忍び込んでいる時に先生(千葉さん)が出てきて、その時の言葉が、読み返してきてすごく背中を押されるシーンがたくさんあったので、とても心強かったです。

‐ 高橋さんと伊野尾慧さんに伺います。本作が初共演でしたがいかがでしたか?お互いの印象やエピソードなどございましたら教えてください。
高橋恭平
めちゃめちゃ嬉しかったです。事務所の先輩とご一緒させていただくのが初めてだったので、すごく緊張していたのですが、めちゃめちゃ優しく喋りかけていただいて。もう拾っていただいた猫かのようにじゃれつかせていただきました。
伊野尾慧
僕も後輩の子と共演することがそんなに多くないから、逆にすごく緊張しちゃって。一番最初の初日の時に、どういうテンションで挨拶していいかちょっとよく分からなくて、とりあえず両手で手をキュッと握ってしまいました。
高橋恭平
キュンとしました。

そのときの握手シーンをを再現(⾼橋恭平/伊野尾慧)
‐ 福本さん、高橋さん、山下さん、小坂さんは皆さん全員大阪出身と伺っております。せっかくなので、撮影現場の思い出について関西弁でトークをお願いします。
高橋恭平
こういうフリートークを任されるとなかなか困るんですけど(笑)
山下幸輝
確かに、この作品に関西人がこんなに集まるというのは珍しい現場でしたね。
高橋恭平
カフェのシーンでよくやっていたのは、「あっち向いてホイ」みたいなのは常に流行っていました。大体1対1でやるやつですけど、4人でやると難しくなるので、「ストロボホイ」という名前でやっていました。
‐ (関西弁トークの流れで)皆さんが高校生だった当時の思い出は何かありますか?
千葉雄大
僕は、朝噛んだガムを放課後帰るまで噛み続けて、パサパサの繊維になっていました。
高橋恭平
僕は、登校ギリギリまでパーカーを着て、門をくぐる前に脱ぐ、というギリギリを攻める学生時代でした。
福本莉子
当時流行っていたこと…何か爆発的に流行るってことはあまりなかったのですが・・・

高橋恭平
学生時代で流行っていたものはというと、俺の周りではシャトルランが結構流行っていました。僕はすごく強かったんですけど、1位にはなりたなくて、100回で絶対に止まるというのを小学校の頃から決めてずっとやっていました。シャトルランは本当に強いです。
山下幸輝
僕はダンス部に入っていたので、文化祭でクラスの出し物やった後に、ダンス部の披露をする場があって、それがすごい思い出深いです。

小坂菜緒
私も文化祭で踊っていたら、ローファーがポーンと飛んでいったことがありました。
伊野尾慧
高校生の時は、「たれぱんだ」が流行っていましたね。ここで(高橋くんたちとは)世代が違うのがこれでわかっていただけます(笑)
‐ 福本さんに伺います。原作の咲坂先生からは、劇中に登場するクレープとカフェラテの差し入れがあったようですね。
福本莉子
はい、クレープとカフェラテの両方をいただきました。美味しかったです。

プレミアム企画:名台詞シャッフル!
福本さんと小坂さんが事前に選んだ一押しの名台詞を、男性キャストがくじ引きで引き、役をシャッフルして披露する企画が行われた。
伊野尾慧
「そのうち迷わず走れるようになる日が来るよ。」:保科千秋(千葉雄大)のセリフ
高橋恭平
「片思いばっかだな。この店は。」:美教一(伊野尾慧)のセリフ
千葉雄大
「蓮を思う気持ちなんかは俺が全部消してあげる。」:安堂拓海(山下幸輝)のセリフ
山下幸輝
「答えるまで帰さない。」:一ノ瀬蓮(高橋恭平)のセリフ
‐ 福本さん、小坂さん、改めて一押しのセリフはどれでしたか?
福本莉子
保科先生の「そのうち迷わず走れるようになる日が来るよ」が好きです。とても前向きな気持ちになれますし、みんなが演じている時もずっと心の奥にあった言葉なので、一押しです。
小坂菜緒
安堂くんの「蓮を思う気持ちなんか俺が全部消してあげる」です。このシーンは漫画でも何回も読んだくらい好きなシーンなので、お気に入りのセリフです。
続いて、今度は自身の役の名台詞を再度披露し、会場を盛り上げた。
クロージングメッセージ
高橋恭平
この『ストロボ・エッジ』という作品は、連載当初からすごく愛されている作品で、僕たちがリメイクさせていただきました。映像がとても綺麗で、本当にいろんなことに気を遣った作品だと思っています。
昔ながらの懐かしさと、そこに令和の良さが加わって、また違った良いものができているのかなと思います。老若男女、どんな方にも見ていただける作品となっておりますので、ぜひ、皆さんに知っていただければと思います。
福本莉子
原作の咲坂先生が描かれた青春作の原点を、こうしてまた令和で完全実写化することになり、本当に映像美にもこだわって作っています。一人ひとりの思いがたくさん詰まった作品になっています。本編は熱く、エピローグやオープニングにもぜひ注目して見ていただけたらなと思います。皆さんにも、シーズン1、シーズン2を楽しんでいただけたらなと思っています。

千葉雄⼤/中沢元紀/⼩坂菜緒/福本莉⼦/⾼橋恭平/⼭下幸輝/伊野尾慧
■フォトギャラリー
[記事・写真:三平准太郎]
WOWOW 連続ドラマW-30「ストロボ・エッジ Season1」
《INTRODUCTION》
原作は、『アオハライド』『思い、思われ、ふり、ふられ』等のヒット作を世に送り出し、現在連載中の『ユメかウツツか』も話題を呼んでいる咲坂伊緒の同名作品。
真っ直ぐで切ない初恋の気持ちを丁寧に描いた純愛ラブストーリーとして多くの⼈々の憧れと共感を集め、全10巻で驚異の累計発⾏部数800万部(※電⼦版を含む)を突破し、今なお絶⼤な⼈気を誇る咲坂伊緒の“⻘春三部作”のひとつです。
放送が始まるとSNS上で「原作のイメージにピッタリで⾔葉が出ない」「登場⼈物も映像も何もかもが美しい」といった声が⾶び交い、#ストロボ・エッジがトレンド⼊り。この秋を代表する“最⾼峰の本格⻘春ラブストーリー”として、⼤きな話題となっています。
出演:福本莉⼦ ⾼橋恭平
⼭下幸輝 ⼩坂菜緒 中沢元紀
中川翼 井上想良 井上⾳⽣ ⼩栗有以 ⽥鍋梨々花
⻑⾕川京⼦ 中村俊介 野間⼝徹 ⼩籔千豊
伊野尾慧 千葉雄⼤
原作:咲坂伊緒「ストロボ・エッジ」(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:桑村さや⾹
監督:⽊村真⼈ 松⽥祐輔
⾳楽:横⼭克
プロデューサー:⼩林祐介 橋本芙美 関本純⼀
制作協⼒:共同テレビジョン製作著作:WOWOW
番組サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/strobe-edge/
WOWOWにて放送・配信中
TVerで最新話⾒逃し配信
WOWOWオンデマンドでSeason1〈全6話〉⼀挙配信中

