中条耕一(目黒蓮)(C)TBSスパークル/TBS
俳優の妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系、日曜午後9時)の第5話が9日に放送され、ベールに包まれていた中条耕一(Snow Man・目黒蓮)の素性が明らかになる展開に、多くのドラマファンが目黒が主演したフジテレビの“月9”ドラマを連想。SNSで2024年放送の連続ドラマ「海のはじまり」が話題となった。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは?
競馬の世界を舞台に、夢を追い続ける熱き大人たちが、家族や仲間との絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。山本周五郎賞とJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の小説「ザ・ロイヤルファミリー」(新潮文庫刊)が原作で、日本中央競馬会(JRA)の全面協力によって制作されている。
耕一(目黒蓮)は“父親を知らない青年”→フジ月9「海のはじまり」との共通点
この日の放送では、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」社長で馬主の山王耕造(佐藤浩市)に“隠し子”がいることが発覚。耕造はかつて、妻子がありながら銀座のホステス中条美紀子(中嶋朋子)と交際していた過去があった。20年ほど交流が途絶えていたが、古い知人から美紀子が余命1年の重い病に侵されていると聞き、入院先の前橋市の病院を訪問。そこで初めて自分に息子の耕一がいることを知らされた。耕一はまだ、自身の父親が誰なのか知らないままで、耕造は、息子と鉢合わせしないよう注意を払いながら、時折、美紀子を見舞っていた。
中条美紀子(中嶋朋子)、耕一(目黒蓮)(C)TBSスパークル/TBS
耕一は大学で競馬サークルに所属。この日、日本ダービーをラジオで聴きながら、出走したロイヤルホープを耕造の愛馬と知らずに応援した。ホープは府中の長い直線を抜け出して勝利目前だったが、ゴール前で本命馬ヴァルシャーレにハナ差でかわされ、惜しくも2着に終わった。それでも耕一は「いいレースだった」と満足げに語り、ホープの健闘をたたえた。その姿を見た美紀子は、死期を悟ったかのように耕一に父の正体を明かした。
