2025.11.09
2025年11月8日(土)に行われた、映画『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』公開記念舞台挨拶に宮野真守が出席した。
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』はアニメ監督、木頭氏及び寒木春華(HMCH)スタジオが制作したアニメ作品。動画サイトで公開されたWEBアニメシリーズの人気が上昇し続け、中国アニメを代表する作品まで成長し、その後制作された劇場版は2019年に日本国内でも字幕版が公開された。翌年、日本語吹替版がアニプレックス制作・配給として 2020年11月7日より全国公開し、吹替版の興行収入は5.4 億円突破。待望の最新作となる「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」は2025年11月7日(土)より日本語吹替版&字幕版が同時公開された。

ムゲン役の声を務める宮野は「ムゲン役の宮野真守です。本日は楽しい時間を過ごしていきましょう」と挨拶し、作品のグッズが増えたことが話題にあがり「グッズが増えるということは、作品がどんどん盛り上がっているということですし、5年経って続編が作られることは本当にありがたいし、嬉しいことですよね」と喜びを語った。
ムゲンとシャオヘイの関係を「親子みたいな空気が漂っていて、多分2年という時間がそうさせたんだなって映画の中で、2人のやり取りや描写で分からせてくれるので、それを感じてもらいたいですし、ムゲンは無口な感じだけれど、シャオヘイのことを可愛くてしょうがないんだなっていうのが分かります」と話し、ムゲンについて「ムゲンは色々あって今回は動かない場面が多いんですね。でも僕はこの動かないムゲンを見ることによって、周りからのムゲンに向けるベクトルをすごい感じたんですよ。みんなからの思いで僕はムゲンという人物を理解できた。動かないシーンで動かない人物を理解するって珍しいなと思うぐらい、これだけ色々な人に思いを寄せられて、それはいいも悪いもあるんですけれど、ムゲンの存在っていうのはこの世界においてどういうものなのかっていうのが非常によく分かったので、こういう役の描き方もあるんだなと思い、面白かったですね」とコメント。

最後に「本日はお集まりいただき本当にありがとうございます。5年経って、続編が作られること、そして参加できたことを本当に嬉しく思っております。この作品は、前作もそうなのですが、共存がテーマになっています。妖精と人間の共存がメインのお話にはなってくると思うんですけれど、共存っていうのは我々も日常生活において、色々な思いが交錯すると思います。この普遍的なテーマ、戦いっていうものにおいて、色々考えさせられる内容になっておりますが、その中で誰が何を選んで、どう進んでいくのかは、この映画の中で1つ光をあみ出してくれますので、その光を受け取って皆さんがどう感じるのか、僕も気になるので、ぜひ沢山この映画で感じて、思いを抱いてください」とメッセージを送った。