前田敦子
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 元AKB48の女優・前田敦子(34)が、8日放送のフジテレビ系「相葉◎×部」(土曜後4・30)に出演し、アイドル時代の苦悩を語った。

 05年12月に「会いに行けるアイドル」のコンセプトで、東京・秋葉原に誕生。シングルの歌唱メンバーやセンターを投票で決める選抜総選挙や、じゃんけんで決めるじゃんけん大会など、奇抜で大がかりな企画が大きな話題となり、国民的人気を博した。

 その看板メンバーだったのが前田。12年に卒業するまで、大半のシングル表題曲でセンターを務めた。とはいえ、前田本人は「センターやりたくない」と周囲に漏らしていたことを明かした。そうした態度は、グループ内でも微妙な空気を生んだという。「メンバーは私が“センターやりたくない”って言っているのに、センターをやっているのに不満だったし」と打ち明けた。

 不満だったというメンバーを実名告白した。「ともはめちゃめちゃ不満そうでしたよ。私がセンターやりたいのに、何でやらせてくれないんですか?っていうタイプの子だったので。真逆ですよ、私と」。同期で同い年ということもあり、大の仲良しだった板野友美(34)だったという。

 当の板野も、当時の思いを告白。「この芸能界で、センター嫌だって子がいるんだ…不思議だなって思ってました」と、笑って明かした。

 板野も後に、前田が戦っていた重圧を知ることになる。「私たちは前に人がいるから、だいたいで大丈夫だろうとちょっと思っちゃうけど、(前田は)センターって完璧にしなきゃって、ずーっとその責任感と戦っていたので、凄いなって思いますね」と称賛の言葉を送った。

 総選挙を機に、前田の意識も変わったと、板野は回想する。「最初はセンター嫌だって言っていたけど、それ(総選挙で1位になって)からは、1回も“無理かも”とか言ったりとかしない。そういうところも凄くリスペクトしています」とも話していた。

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