小さな積み重ねが、自信につながる宮脇咲良 ルセラフィム SK II 2025年ホリデー ピテラ

「肌の調子がいいと、それだけで気分が明るくなれるんです。どんな服を着ても気持ちが上がるし、鏡を見るたびに前向きな気持ちになれる。だからスキンケアは、私にとって“気持ちを整える時間”なんです」と宮脇。海外での活動が続けば、乾燥や気候の違いによって肌が揺らぐことも少なくなかったという。「そんなときこそ、どんな環境でも安心して使えるアイテムがそばにあるだけで、心まで落ち着くんです」

肌と心を整える、夜のスキンケア

長く続く撮影やステージでの緊張から解き放たれる夜。宮脇にとってスキンケアは、日中の高揚を静かに鎮める時間でもある。「どんなに疲れていても、メイクオフだけは絶対に欠かしません。丁寧に落として、保湿して、肌をなでながら“今日もお疲れさま”と声をかける。その瞬間、体のスイッチが“リラックスモード”に変わる気がします」。肌をいたわるそのひとときは、単なる美容習慣を超えて、心のバランスを整える時間にもなっている。「スキンケアは肌のためだけではなく、自分を優しく扱う時間でもある。そうすることで、明日も前を向ける気がするんです」。

“今の自分”を受け入れることが、美しさのはじまり

SK-IIが掲げる「素肌が理想のファンデーション」というメッセージに、宮脇は深く共感している。「それは、私がステージに立つときの心構えにも近いです。完璧を求めすぎず、いまの自分を受け入れる。その上で前に進む姿こそが、美しさにつながると思います」。この冬発売されたホリデーコレクションでは、彼女も愛用する「フェイシャル トリートメント エッセンス」のビッグサイズが登場。「このエッセンスを使うと、肌にいいことをしているような感覚になります。朝のメイクノリも違うし、ちゃんとケアできたという安心感がある。まさに、毎日の私を支えてくれる存在です。一年頑張った自分へのご褒美として、また大切な人へのギフトにもぴったりですよね」。特に贈りたい相手は母。「ツアーを応援しててくれた母に“ありがとう”の気持ちを込めてプレゼントしたい。私がスキンケアを始めたきっかけも母だったので、贈ることで初心を思い出せる気がします」

スキンケアは、時間を超えて自分とつながる“約束”。昨日の自分から今日の自分へ、そして明日の自分へ――宮脇咲良が語る“未来の自分への贈り物”とは、肌を整えることを通して、心を育てていくことなのかもしれない。

話を聞いたのは……
宮脇咲良 (SAKURA of LE SSERAFIM)
グローバルに活躍する5人組ガールズグループLE SSERAFIMのメンバー。LE SSERAFIMは2022年にデビューし、23年には日本デビューも果たした。LE SSERAFIMのグループ名は「IM FEARLESS / 世の中の視線に揺らぐことなく恐れずに前に進む」のアナグラム。10月24日に1st Single ‘SPAGHETTI’を発表。11月18日・19日に初となる東京ドーム公演を控える。

Photos: Courtesy of SK-II Text: Yukari Fujii Editor: Makiko Yoshida

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