
<「おいしい給食 炎の修学旅行」大ヒット記念舞台あいさつ>登壇した武田玲奈(左)、市原隼人(撮影・小渕 日向子)
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俳優の市原隼人(38)が8日、都内で主演映画「おいしい給食 炎の修学旅行」(監督綾部真弥)の大ヒット記念舞台あいさつに出席した。2019年に放送されたドラマの劇場版4作目。市原は「6年前からすると夢を見させていたいているようです。原作がなく手探りで始まった、小さな小さな作品を育ててくださったのは作品を好いてくださるお客さまの気持ちのたまものであります」と感慨深げな表情を浮かべた。
「感謝の気持ちを直接伝えたくて全国回らせてくださいとお願いした」と話したように、今作の舞台あいさつはこの日で58回目を迎えた。80回を予定しており「3分の2が終わったくらいでしょうか」と口にするも「何度やっても物足りない」と強い思いを打ち明けた。
各地で観客から笑顔や温かい言葉をもらい、時には涙を流す姿を目にすることで「エンターテインメントの根源と役者の醍醐味(だいごみ)、本当にかけがえのない大切なものを学ばせて頂いてます」としみじみ。そして「これ以上ない感謝を申し上げます」と改めて感謝の思いを伝えた。
「おいしい給食」シリーズは、給食マニアの中学教師と給食マニアの生徒によるどちらが給食を“おいしく食べるか”を競い合うくグルメコメディー。これまで80年代を舞台にドラマ3シーズン、映画3作品にわたって描かれてきた。劇場版4作目となる今作は時代が平成に突入し1990年。また、シリーズ初めて学校の外が舞台となる。
市原は「表面的にはコメディーですが、社会派でもあり、地に足の着いた本質に訴えかけるメッセージを6年間ひたむきに投げかけ続けてきました」とアピール。。「しっかりと楽しめる王道でありながら唯一無二の骨太のエンターテインメント作品を目指してきました。この作品が人と人との絆の架け橋になれることを心から願っています」と作品への思いを力強い言葉で語った。
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