上段左からカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、下段左からシューヤ、マサヒロ上段左からカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、下段左からシューヤ、マサヒロ撮影=ナカムラヨシノーブ

メインダンサー&バックボーカルからなる9人組グループ、超特急の初となるライブ&ドキュメンタリー映画「超特急 The Movie RE:VE」が11月7日(金)に全国公開される。同作は、さいたまスーパーアリーナほか2025年6月から8月に行われた超特急史上最大規模のアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE」(以下「EVE」)に密着し、ステージ上のパフォーマンスに加え、入念な準備の様子を収録。各メンバーの努力、苦悩や葛藤など、普段見ることのできない超特急の素顔が垣間見れるインタビューも展開される。

WEBザテレビジョンでは超特急のカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロにインタビューを実施し、映画の話を聞いた第一印象やツアーを振り返った感想、ライブ秘話をざっくばらんに語ってもらった。

「超特急の楽曲の幅広さや僕たちの思いを知ってもらえる入門編」(カイ)


――まず、映画が制作されることを聞いた感想を教えてください。

タカシ:今までたくさんのアーティストの方々のライブドキュメンタリー映画がいろいろな劇場で公開されるのを見て、いつか自分たちもやってみたいと漠然と思っていたんです。「EVE」のリハーサルが始まる前に映画化されると聞いて素直に感激しました。超特急にしか出せないライブの色を撮り下ろしのインタビュー映像も交えてみなさんに見ていただけるのかと思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。

ユーキ:ライブの映画化と聞いてどんな内容になるんだろうって思ったんですけど、ライブのリハーサルにも映画チームのメイキングカメラが入ってくれて、ライブが作られていくドキュメント映画の要素もあって、すごく新鮮に感じました。

リョウガ:前回のライブ「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2024-2025 Joker」は結構世界観が強くて何かを演じたり、ストーリー性があったのに対して、今回はすごく超特急らしさというか、そのままの姿でライブをした感じが強いので、映画でも見てもらえて嬉しいです。

カイ:超特急の楽曲の幅広さや僕たちがライブにかける思いを知ってもらえる入門編になっているんじゃないかと思います。超特急を知ってる方にはいつもの僕たちだと思ってもらえるでしょうし、知らない方にも素の僕たちを見てもらえる内容になっていると思います。

マサヒロ:今回の「EVE」は本番までの期間も僕はすごく思い入れが強かったので、そこを見てもらえるのが嬉しいです。とにかくこれまでで曲数が一番多いライブだったんじゃないかと思うし、幕間映像もしっかり演技してクオリティの高いものを作ったし、たぶん8号車(超特急のファンネーム)にも満足してもらえるライブになっていたと思います。

シューヤ:僕は映画館でこの映画の予告編が流れてるってマサヒロから聞いて、超特急を知らない人にも知ってもらえるものを作っていただいたんだなって感じて嬉しかったです。

映画『超特急 The Movie RE:VE』 より映画『超特急 The Movie RE:VE』 より(C)2025, 株式会社SDR & CJ 4DPLEX Japan

「目標である東京ドームが少し見えたように思います」(リョウガ)


――今回のライブで新しく気づいたことや改めて感じたことはありましたか?

リョウガ:さいたまスーパーアリーナという一度立ったことのあるステージで、今度はスタジアムモードという超特急史上最大キャパの状態でライブができて、10年以上グループを続けていることによって願いが確実に叶うと証明できたように感じました。そして、あの満員の景色を見て、ぼんやりとですけど、目標である東京ドームが少し見えたように思います。

ユーキ:今回過去の楽曲もやって、今までの良さがありながらも新しい9人で見せられる、強さや魅力をすごい感じました。オリジナルからセンターを変更するなどして、生まれ変わったというか、超特急の楽曲が進化したように思います。

タカシ:ボーカルとしては、もともと僕が1人で歌っていた曲をシューヤとツインボーカルで新しく構成し直したものもあって、歌のパートの違いや2人で歌うことで生み出される化学反応みたいなものも感じられました。8号車の方にもオリジナルと聞き比べてもらうと、また違った楽しみ方ができると思います。

映画『超特急 The Movie RE:VE』 より映画『超特急 The Movie RE:VE』 より映画『超特急 The Movie RE:VE』 より

――ライブツアー中のエピソードを教えてください。

マサヒロ:印象的だったのはユーキくんが「君と、奏で」でとちるっていう。

タカシ:地方公演だったよね。

カイ:愛知だったね。

リョウガ:ひとりひとり登場して行って、ユーキのターンになっても出て来なくて、誰もいないところにスポットが当たってて、この時間なに?ってなって。

マサヒロ:ケガしちゃったのかなって心配になったんですけど、ユニゾンで踊るところになったら出てきたから、『あ、シンプルにとちったんだ』って(笑)。イヤモニで「ヤバ!」って声も聞こえたし。

――何かあったんですか、ユーキさん?

ユーキ:いや、ちょっとあの日は何かと調子が悪くてぼーっとしていて、着替えて座っていて気づいたら「あれ?もう始まってない!?」って。

一同:笑

ユーキ:逆に冷静というか。

カイ:寝坊したときじゃん(笑)。

ユーキ:一周回って、どうしよう…って考えて、慌てて出てもよくないから、タイミングを見計らってここならバレないかなって(笑)。

リョウガ:その日に初めて見た人はわからないかもね。

ユーキ:前日に収録した心霊番組で、僕だけお祓いに行けなかったんで、きっとそのせいです。

左からカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ左からカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロ撮影=ナカムラヨシノーブ

下に続きます

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