
11月6日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比556円62銭高の5万0768円89銭で午前中の取引を終えた。米国でのハイテク株が買われた流れを受けて、前日大きく下げたAI関連株を中心に買い戻しが入り、5万1000円台を回復した。指数寄与度の高いソフトバンクグループが伸び悩み指数の上値を抑えた。
【主要指数】
・日経225: 50,768.89(+556.62)
・TOPIX: 3,302.79(+34.50)
・ドル/円: 153.99(-0.13)
・ダウ: 47,311.00(+225.76)
・ナスダック: 23,499.80(+151.16)
・SOX: 7,190.27(+210.69)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は34銘柄(35%)、下落は54銘柄(56%)、変わらずは9銘柄(9%)で、売り優勢だった。
大手ゲーム関連を見ると、好決算を受けて任天堂<7974>が引き続き買われたが、買い一巡後は伸び悩んでいる。ソニーG<6758>、カプコン<9697>も高い。バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が売られた。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>が高く、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が変わらず、ネクソン<3659>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、KADOKAWA<9468>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、エディア<3935>が変わらず、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>が安い。GENDA<9166>は年初来安値を更新した。


最後に騰落ランキングを見ると、イオレ<2334>やケイブ<3760>、SEH&I<9478>、ソニーG<6758>が値上がり率上位となった。値下がり率上位では、上方修正を行ったサンリオ<8136>は期待値が高かったこともあり、失望売りを呼んだ。そしてモブキャストHD<3664>、gumi<3903>、SHIFT<3697>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。



