三谷幸喜が脚本を手がけ、菅田将暉が主演を務めるドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系/毎週水曜22時)の第6話に、生田斗真がリカ(二階堂ふみ)の元カレ役でサプライズ登場した。
【写真】危険な匂いを漂わせる色男・トロを演じる生田斗真
本作は、1984年の渋谷を舞台に、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリーで紡ぐ青春群像劇。
物語の舞台は渋谷・八分坂(はっぷんざか)。渋谷駅から徒歩8分であることからその名称で呼ばれ、案内所、ジャズ喫茶、ラブホテル、ストリップ劇場などがところ狭しと軒を連ねる大人の繁華街だ。自身の劇団を追い出された劇団演出家・久部三成(くべ・みつなり/菅田)はここ、八分坂にあるWS劇場を「東京で一番の劇場にする」と高らかに宣言し、八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走していくが…。
10月29日放送の第5話では、ついにクベ版「夏の夜の夢」が開幕。ボロボロの立ち上がりに憔悴(しょうすい)する久部だったが、憧れのシェイクスピア俳優・是尾礼三郎(これお・れいざぶろう/浅野和之)との出会いをきっかけに、舞台への情熱はますます激しく燃え上がる。今後、WS劇場と八分坂の人々は大きな転換期を迎えることになる。
そして先ほど放送された第6話に、生田斗真がサプライズ登場。生田は危険な匂いを漂わせる色男・トロを演じている。ジャズ喫茶「テンペスト」で久部らが会話していると、そこにトロが入店してくる。この男はリカ(二階堂)のかつての情夫だった。マスターの風呂須太郎(ふろす・たろう/小林薫)は、「これはこれは、懐かしい顔のご登場」とトロに声をかけるが、2人の親密な関係を悟った久部は気が気でない様子で…。
生田は、時代劇から現代劇、主演から助演まで変幻自在に演じ分ける俳優として数々の話題作に出演。フジ連ドラへの出演は『元彼の遺言状』(2022年4月期)以来、約3年半ぶりとなる。現在放送中の大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』への出演でも話題を呼んでいる。主な出演作に、映画『土竜の唄』シリーズ、ドラマ『俺の話は長い』、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、『さよならのつづき』など。さらに「劇団☆新感線」をはじめとする舞台作品にも精力的に出演し、観客を魅了している。三谷脚本作品には、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で初参加し、今回は2度目の出演となる。
ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は、フジテレビ系にて毎週水曜22時放送。
※プロデュース・金城綾香のコメント全文は以下の通り。
