
11月5日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比1284.93円安の5万212.27円で取引を終えた。前日の米国市場のハイテク株安を受けて、国内市場でも朝方からハイテクや半導体関連株に売り物が先行し、一時は5万円大台を割り込む場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は32銘柄(33%)、下落は59銘柄(61%)、変わらずは6銘柄(6%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、任天堂<7974>が大幅反発し、一時1万4000円台を回復した。任天堂は、Nintendo Switch 2の販売好調により、第2四半期決算が大幅な増収増益での着地となるとともに、通期の業績予想も上方修正したことが市場の強い関心を集めたようだ。
また、KLab<3656>が大幅続伸し、スクウェア・エニックスHD<9684>やタカラトミー<7867>、アルファポリス<9467>などが買われた。
この日の大引け後に第2四半期決算の発表を控えたサンリオ<8136>は3日続伸した。
半面、UBS証券が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしたカプコン<9697>がさえない。
マーベラス<7844>やワンダープラネット<4199>、東京通信グループ<7359>も売られた。
IGポート<3791>は続落し、年初来安値を更新した。
