長年多くのファンから愛されている、いしいしんじによる小説『トリツカレ男』(新潮文庫刊)がついに映画化!原作小説を元に、ミュージカルアニメーションとして映画 『トリツカレ男』 がいよいよ今週11月7日(金)に全国公開!
何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから、周囲に“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペの声を佐野晶哉(Aぇ! group)、ジュゼッペが恋に落ちるヒロイン・ペチカの声を上白石萌歌が担当。ジュゼッペの頼れる相棒、ジュゼッペとペチカの仲を取り持つために奔走するハツカネズミのシエロを演じたのは俳優・柿澤勇人。また、劇中歌、主題歌はAwesome City Clubが手掛けるなど、公開を前にすでに大きな注目を集めている!
本作は10月27日(月)より開催中の第38回東京国際映画祭で「アニメーション部門 正式招待作品」として国内外のアニメーション合計11作品の話題作とともに上映され、27日(月)に行われたオープニングイベントのレッドカーペットには佐野、柿澤、髙橋渉監督が参加し、盛り上がりを見せた!この秋必見のミュージカルアニメーションとして原作ファンを始め、映画、アニメ、音楽ファンなど多方面から注目を集めている。
この度、一足先に話題の本作を鑑賞した、各界の著名人から『トリツカレ男』に夢中となった絶賛コメント第2弾が到着した!
奥平大兼や咲妃みゆなどの俳優陣や、いしいしんじ、Awesome City Clubと親交の深いアーティスト陣などから、何かにトリツカレる(夢中になる)ことの素晴らしさや、主人公・ジュゼッペの行動力、そして人を想う大切さに思いを馳せるコメントが多く寄せられた!!
さらには本作の髙橋監督が多く手掛けてきた「クレヨンしんちゃん」シリーズからも、監督と旧知の仲のメンバーを含む声優陣、脚本家、監督らからコメントが到着!『トリツカレ男』への熱いエールが届いた!!
いよいよ11月7日(金)公開の本作にぜひご期待下さい!
『トリツカレ男』コメント一覧 ※順不同
『トリツカレ男』、確かに生きる上で極論必要ないことにトリツカレてることってあるなーと。
でも必要ないことが人生を豊かにしてるし、何かにトリツカレることができない人生は嫌ですね。
そんなジュゼッペがペチカに恋する物語。 すごく純粋な気持ちで見れました。作品の世界観や登場人物全てが心地よかったです。
そして我が友の佐野晶哉の声優という新しい側面が見れたことに、個人的に非常に満足できる作品でもありました。
―――――奥平大兼(俳優)
一つのことに夢中になり瞳を輝かせるジュゼッペの清々しいほど没入する姿に心打たれ、いつの間にか応援するようになっていました。作中に登場する全員が誰かを思って行動を起こす…その瞬間はある意味みんなトリツカレているのかもしれません。心温まる物語と見事に調和する美しい音楽・感情豊かな歌声が心地良く、アニメーションでありながら劇場でミュージカルを堪能したような感覚になれる作品です。ぜひ、映画館で…!!
―――――咲妃みゆ(俳優)
『トリツカレ男』をはじめて読んだときに浮かんだ鮮やかな色が、スクリーンいっぱいに広がります。
いしいしんじさんの物語が声を得た瞬間、この世界のやさしさにあらためて心が震えました。
―――――吉澤嘉代子(シンガーソングライター)
ああよかった。何も知らないままこの作品に出会えたのは幸せなことだったかもしれない。ほっとした。胸がすく。嫌なもの、邪魔なもの、止めるものもない。スーーーッ。苦しい悲しいの涙じゃない、心震えて押し出される涙をポロポロこぼせて、とてもありがたかった。前を向いて突き進むってこんなにも気持ちの良いものなんですね。まっスぐスーのストレートのスー。氷の上の三ヶ条は今日から私の座右の銘になりそうです。
―――――二階堂和美(歌手)
人生は、様々な人やモノとの出会いに満ち溢れている。
その中で、自分が何(誰)に魅力を感じトリツカレるのかで、生き方が決まってくる。
何にもトリツカレることのない人生なんて、つまらない。
私たちも、二人でいろいろなモノを作る面白さにトリツカレて、四半世紀になる。
作品を通して誰かが楽しんでくれる喜びを味わうと、やめることができない。
ジュゼッペのように、純粋な愛と勇気で、全力で向かっていく事はなかなかできないが、
日々に追われて心がツカレた時には、トリツカレ男を思い出す。
人が豊かに生きていくための、何より大切な事がギュギュッと詰まったこの物語を、 多くの方に観て感じてほしい。
―――――tupera tupera(絵本作家)
いしいしんじさんの小説が大好きなので、どのような映像になるのだろう?と期待しながら拝見しましたが、原作を拝読したときと同様にこの映画にぐっと引き込まれました。
ジュゼッペのきらきらと揺れている瞳を通して見る世界は美しさで溢れているけれど、かなしみの気配を見逃さない。
そして彼らは愛する人のために躊躇なく決断できる。
それらを目撃するたびに、わたしの胸は掴まれ、背筋が伸び、いつのまにか自分が置いてきてしまったなにかを、少しずつ取り戻していくようでした。
ジュゼッペがペチカの笑顔のくすみと一緒に、わたしのこころの濁りを拭き取り、風を通してくれました。
―――――川内倫子(写真家)
映画の中のこのセリフが、近しい人を次々と失った僕の胸に深く響いた。
「氷の上の私たちは、いつかきっと転ぶ」
「転ぶまでは、前へ前へと滑れ」
「転ぶ時、大切な人を思い、その名を呼ぶ」
――人生は、いつか終わる。
その瞬間までは、ただ生き、そして別れの時に大切な人の名を呼べばいい。
それだけで、きっと十分なんだ。
飯を食べ、眠って、また目を覚ます。
まるで一匹の猫のように。
「生きる」ことに、そっと“トリツカレ”続けていればいい。
それでも、いいだろ、ジュゼッペ……。
―――――曽我大穂(音楽家・演出家/仕立て屋のサーカス 主宰)
心地の良いメロディ、歌声に包まれた『トリツカレ男』はすこし切なくて、こころ温かくなって、なんだかしあわせな気持ちになった。何かに夢中になりすぎるのは、すこし怖いけど、それだけ心傾けられるものがあるって奇跡。
そうか、この気持ちがトリツカレル、ということか。
―――――中江有里(俳優・作家・歌手)
夢中になるということをつきつめたら、こんなにも愉快で、こんなにもうつくしい時間が待っているなんて。びっくりしたのが、トリツカレ男のジュゼッペを見守る人々の視線があたたかいこと。なんてすてきなんだ。なにかを、そして誰かをとことん愛したいと今さらながらに思えて、胸がいっぱいになりました。
―――――東直子(歌人・作家)
人間が生きていく中で、1番大事な心の在り方とはどんなものだろうか。
純粋で真っ直ぐな想いがどれ程に尊いものなのか。
そんな子供の頃に置いてきた「大切な忘れ物」を思い出させてくれる感動的な作品であった。
ジュゼッペが「トリツカレる」事は、実はどれ程に尊い事なのか。
人間として誰もが羨むような、純白で透き通った想いを司り、
それが自らの世界を超え、外の世界と繋がり、人々と融和していく様は、涙無しには観れなかった。
この時代だからこそ、沢山の人にこの作品を観ていただき、子供の頃の「宝物」をもう一度取り戻してほしい。
この世界は人と人との繋がりでできているのだから。
―――――Tom-H@ck(アーティスト・作曲家・編曲家・ギタリスト・実業家)
ノートの隅っこに絵を書くのが好きだった。昔のカートゥーンアニメを観るのが好きで、ゲームも好き。
姉の影響でクッキーやチーズケーキを作るのを手伝ったり、全卵をメレンゲ状に泡立ててから焼いた真っ黄色なふわふわオムレツを作るのが得意だった。
そんな僕だが、昔から今に至るまでトリツカレ続けているのが、音楽。
《トリツカレ男》こと主人公ジュゼッペ。
僕は彼ほど真っ直ぐな人じゃないけど、
彼のようにぐねぐね寄り道まわり道、トリツカレては周りが見えなくなって、たくさん呆れられながらも夢中で大切にしてきたその一つ一つはちゃんと未来に繋がっていく、と思えた。ありがとう、尊いぜ、ジュゼッペ。
―――――meiyo(音楽家)
『トリツカレ男』を一足先に観させていただきました。
何かに“トリツカレたように”夢中になって生きる。
とてもシンプルなことなのに、情報や誘惑があふれる今の時代では、これほど難しく、そして尊いことはないと改めて感じました。
この作品には、そんなひたむきさや純粋な心が散りばめられていて、忘れかけていた初心を思い出させてくれます。
観終わったあと、心が温かくなり、明日を頑張ろうと思える、そんな背中を押してくれる様な、とても感動的で活力をもらえる映画です。ぜひ劇場で体感してみてください!
―――――小野武正(アーティスト)
そうだよ、こういうアニメが見たかったんだ。
画作りがいい。まるで躍動する絵本。
リアルな作画や画作りに向かわず、魅力ある「絵」のチカラでグイグイとお話が進む。
そしてキャラクターの感情を深く優しく強く包みこんで行く色彩美術の豊かさ。
気がつくとキャラクターのすぐ間近に一緒にいるような感覚に引き込まれていく。
素晴らしい色彩イメージ、色彩演出!
見終わった時、暖かな満足感が残る、そんな豊かな1本です。
―――――辻田邦夫(色彩設計士)
トリツカレることに理由なんていらない。恐れもいらない。ブレーキの壊れた自転車に乗って、今すぐ飛び出せ。そして何度だって転べばいい。大丈夫だから。
このミュージカルアニメーションは僕たちに真っ直ぐに飛び出す勇気を教えてくれる。それも極上の歌と踊りで。何かにトリツカレることはこんなにも愚かで美しく楽しいことだったんだ。
―――――ウォーリー木下(劇作家・演出家)
童話のような可愛らしい世界の中で、何かに夢中になる⼈たちの狂気が溢れています。
⼈を好きになることは何かを狂わせる。
誰かを想いすぎて、おかしくなっている⼈、頼むから幸せになってくれ!と願わずにはいられない映画です。
流れてくるエンドクレジットを⾒ながら、この物語にトリツカレて、こんな愛おしい映画を作った⼈たちを少し羨ましくも思いました。
―――――うえのきみこ(脚本家/『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』脚本家)
最初はトリツカレ男であるジュゼッペってただのハマりやすい人ってことで、妙な人だなあ、と少し冷ややかに観ていました。でもそのうちに、トリツカレることって何かに対して脇目もふらずに没頭するってことで、それって一日一日の張り合いがすごくあって充実してるってことで、つまりそれは幸せだってことがわかってからは、ようし自分も何かにトリツカレるぞーとすっかり洗脳されてしまいました。この作品は、何かに夢中になっている人への、迷いもブレもない応援歌です。がんばっている全ての人におすすめできます。
それから、かなり個性的なデザインのアニメですが、そこは五分で慣れます(笑)むしろこの作品はこの絵じゃないと。
―――――水島努(アニメ監督/『「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』監督)
一気に引き込まれる世界観と息を呑む映像美、圧倒的な歌唱力と演技力!絵本を読んでいるような、舞台を観ているような感覚に五感がずっと震えていました!
何かにトリツカレることとはなんて純粋で苦しくて愛おしいことなのかと。
そしてこの映画に皆様、トリツカレること間違いなしです!!
―――――小林由美子(声優/『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ役)
純粋無垢だからこそ「トリツカレ」やすいジュゼッペ。でも彼だけでなく登場人物は皆、何かにトリツカレている。
それが誰かを救っていたり、自分も救われていたり。
何かにトリツカレる=夢中になれるのは幸せなのだと思わせてくれる。
独特なタッチと油絵のような色彩が絵本の中に入り込んだような、優しいミュージカルでした
―――――ならはしみき(声優/『クレヨンしんちゃん』野原みさえ役)
優しい色鉛筆感に心がほっこりします。
トリツカレる時の高揚感、失う時のせつなさ全てに意味があるし、何かを本気で続けたら報われる事がある。その事に改めて気付かされた気がしています。
劇中の歌も素敵で、まるで秋の夜長に静かに本を読んでいるような、とても幸せな時間でした。
「転ぶ瞬間一番大切な人の事を思いその人の名を呼ぶ。そうすれば大怪我はしない」
なんて素敵な言葉でしょう!私は大怪我ばかりです(笑)
―――――こおろぎさとみ(声優/『クレヨンしんちゃん』野原ひまわり役)
優しくて、そして懐かしい作品の雰囲気に包まれていきました。
ジュゼッペもペチカもシエロもタタンもみんな優しくて、そして切ない。
体感は苦しくても中心に幸せがあって、その幸せが周りに広がっていく感じが素敵で、沢山の人達に『トリツカレ男』にトリツカレて欲しいと思いました。
そしてちょっとペチカのお母さんにツボりました(笑)
―――――真柴摩利(声優/『クレヨンしんちゃん』風間くん役)
「トリツカレ男」こんな素敵な人に出会えたなら人生は優しく温かな空気に包まれるのではないでしょうか!!
ジュゼッペのペチカへの純粋な想いに温かな気持ち、そして笑顔になり、お話しが進むにつれ切なくもなり気付けば涙が頬を伝っていました。
「トリツカレ」何て素敵な言葉でしょう!!人生に「トリツカレ」は絶対必要だと気づかせて貰えました。
ジュゼッペとペチカ・・・二人が最後どうなっていくのか?ぜひ映画館で見届けて下さいね!
―――――林玉緒(声優/『クレヨンしんちゃん』ネネちゃん役)
ブラボー!ミュージカルアニメーション!! 精密な暖かい雰囲気に溢れた背景とシンプルな輪郭の登場人物。一見ミスマッチ?と思われたのがすぐに一人一人がこの風景の中に溶け込んで縦横無尽な活躍。夢中になりました。ジュゼッペとシエロの名コンビが醸しだす癒し感。そしてペチカのそこはかとない淋しさと心の動きの変化に胸を打たれます。トリツカレるって、夢中になれるって素敵だね!
――――― 一龍斎貞友(声優・講談師/『クレヨンしんちゃん』マサオくん役)
「トリツカレル」って素晴らしい!それだけ何かに集中出来るって事だから。
ジュゼッペとペチカがどうなってしまうのか、ドキドキしながら見守りました。個性的なキャラクターたちが作品の世界観にピッタリとハマっていて新鮮でした。ジュゼッペがペチカの問題を次々に解決していくところは、ワクワクしました。そして、ツイスト親分の歌がすごくかっこよかったです。
―――――佐藤智恵(声優/『クレヨンしんちゃん』ボーちゃん役)
<作品情報>

【ストーリー】
ひとたび何かに夢中になると、ほかのことが目に入らなくなってしまうジュゼッペは、街のみんなから“トリツカレ男”と呼ばれている。三段跳び、探偵、歌……ジュゼッペがとりつかれるものは誰も予想ができないものばかりだ。行き場のないネズミのシエロに話しかけるうちにネズミ語をマスターしたジュゼッペ。昆虫採集に夢中になっていると、公園で風船売りをしているペチカに一目惚れ。今度はペチカに夢中になった。勇気を出してペチカに話しかけたジュゼッペだったが、ペチカの心には悲しみがあった。大好きなペチカのため、相棒のシエロとともに、彼女が抱える心配事を、これまでとりつかれた数々の技を使ってこっそり解決していく。 ジュゼッペの夢中が、奇跡となってあなたに届くーー
<キャスト>
ジュゼッペ:佐野晶哉(Aぇ! group) ペチカ:上白石萌歌 シエロ:柿澤勇人 ツイスト親分:山本高広 サルサ親分:川田紳司 ペチカの母:水樹奈々 タタン:森川智之
<スタッフ>
原作:いしいしんじ『トリツカレ男』(新潮文庫刊)
監督:髙橋 渉 脚本:三浦直之 キャラクターデザイン:荒川眞嗣 レイアウト:三原三千夫 美術監督:秋山健太郎 色彩設計:広瀬いづみ 撮影監督:関谷能弘 編集:中葉由美子 音響監督:山田 陽 音響効果:野崎博樹 小林亜依里
音楽:atagi(Awesome City Club) 劇伴:波立裕矢 未知瑠 音楽プロデューサー:北原京子
主題歌:Awesome City Club 「ファンファーレ」
アニメーション制作:シンエイ動画 製作:2025映画「トリツカレ男」製作委員会 配給:バンダイナムコフィルムワークス
<原作情報>
原作:いしいしんじ『トリツカレ男』(新潮文庫刊)
[著者プロフィール]
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、2012年『ある一日』で織田作之助賞、2016年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。
『トリツカレ男』は2001年刊行、2006年新潮文庫に。現在京都在住。
11月7日(金)全国公開!
©2001 いしいしんじ/新潮社 ©2025映画「トリツカレ男」製作委員会
▼『トリツカレ男』公式サイト
http://toritsukareotoko-movie.com
▼『トリツカレ男』公式X
@toritsukare_mv
▼『トリツカレ男』公式Instagram
@toritsukare_mv
▼『トリツカレ男』公式TikTok
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※推奨ハッシュタグ:#映画トリツカレ男
