ダンサーとひとことで言っても、振付師、テーマパークダンサー、ダンス講師……“ダンスで生きる”って、いろんな形がある。ダンサー人口が急増している今だからこそ、それぞれのステージ、それぞれの想いに迫りました。ViVi世代の“今”を映す、リアルなダンサーたちの生き方をフィーチャー!

今、ダンサー人口が爆発中

TikTokやYouTubeで“踊る”ことが日常になって、ダンススクールでは生徒数がどんどん増加中! LDH JAPANが運営する総合エンタテインメントスクールEXPG STUDIOをはじめ、EXPGグループ(※1)全体の生徒数が、なんと約11,000人! EXPG STUDIOの今年夏のサマースクールには昨年の倍以上の参加者が集まり、ダンスの関心は確実に高まっている。ステージに立つのは一部の人だけ、なんて時代はもう終わり。今は誰でも踊れるし、誰でも見てもらえる。ダンスは“特技”じゃなくて、“自分らしさ”を表す手段になってきてる。ダンス人口が増えてるのは、きっとその証拠!

※1……EXPG STUDIO、EXPG高等学院、EXPG ONLINE STUDIO、ETC DANCE SCHOOLを含む

コレオグラファーは大人気職業に

NOSUKE

【左】akane 【右】ReiNa

「この振り、誰が作ったの!?」ってコメント欄がざわつく時代。MVを見て、アーティストだけじゃなく“振付師=コレオグラファー”に注目が集まるように。NCT UやSnow Manの振り付けで注目を集めるReiNa、“踊れる振り”を世界にアウトプットし続けるakane、そしてBTSの演出やタイプロで大注目されたNOSUKE──。そんな彼らの姿を見て「踊るだけじゃなく、創る側になりたい」と思う子も急増中。今やコレオグラファーは、次世代が憧れるスター職業に!

“踊る”だけじゃなく、
“ダンス講師”を選ぶ人も続々!

「kirameki☆glitter」率いる(左から)千尋先生、憧先生

「好き」を仕事にしたいって思ったとき、ダンスを“教える”っていう選択肢がリアルになっている。ダンススタジオから世界大会常連となった、最強ダンスチーム「kirameki☆glitter」を率いる熱血ダンス講師がお茶の間でも人気になったり、オンラインレッスンで全国の生徒とつながる講師がいたり、TikTokで振りを教える動画がバズる講師がいたり。教えるスタイルもどんどん進化中。

ダンスバトルに世界中が大熱狂

©AFLO

韓国の人気番組『WSWF(WORLD OFSTREET WOMAN FIGHTER)』では、アメリカ・日本・ヨーロッパなどの最強女性チームが国境を越えて激突。日本からはRHTokyoやOsaka Ojo Gangが出場し、世界中の視線を集めた。そして日本国内でも、プロダンサーによるリーグ戦『D.LEAGUE』が盛り上がり中! ダンスの推しチームを応援するカルチャーも定着して、バトルは“観るエンタメ”としてもグングン進化中。

世界で活躍する
ダンスチームが次々と!

日本発のダンスチーム「アバンギャルディ」が、アメリカの人気番組『America’sGot Talent』で決勝進出! “クセになる美しさ”と圧巻のフォーメーションで、世界中の視線を集めた。ダンススタジオ初、2人の師匠が率いる「kirameki☆glitter」はダンス世界大会「WORLD OF DANCE」で2度の優勝を含む4年連続入賞。小さい体から生み出される、超ハイスピードなキレキレダンスで世界を圧倒させている。言葉のいらないダンスパフォーマンスは、世界に伝わる。活躍できるステージは地球規模に広がっている。

テーマパークダンサーや
スポーツチームチアリーダーズの
知名度もぐんぐん上昇!

©AFLO

©AFLO

テーマパークダンサーやプロ野球やバスケの試合を盛り上げるチアリーダーたちもSNSでバズりまくり。日本ハムファイターズの「きつねダンス」がバズったのは記憶に新しいところ。踊るチアの可愛さと中毒性ある振り付けがSNSで拡散され、スタジアムの“裏方”が一気に主役に。テーマパークでも、ダンサーの表現力や個性に注目が集まり、SNSで“推しダンサー”を見つける人が急増中。今や、日常の中にスターが沢山潜んでいるのデス!

Text:Megumi Toyosawa

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