及川光博が主演を務めるドラマ『ぼくたちん家(ち)』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)の第4話が今夜放送。ほたる(白鳥玉季)が仁(光石研)にさらわれてしまう。

【写真】ドラマ『ぼくたちん家』第4話 場面カット

 本作は、現代にさまざまな偏見の中で生きる「社会のすみっこ」にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。

■第4話あらすじ

 「好きなんです!」。心優しきゲイのおじさん波多野玄一(及川光博)は、好きになってしまった中学校教師・作田索(手越祐也)に想いを告白。今まで索にいろいろおせっかいを焼いていたのは、索のことが好きだから…。素直な気持ちを伝えるものの、その気のない索に「そんなことより、今はほたるさんのことですよ」とスルーされてしまう。

 同じアパートで暮らす中学3年生・楠ほたると親子のフリをする契約を交わした玄一。その秘密を、ほたるの母・ともえ(麻生久美子)が残した3000万円を狙うロクデナシな実父・仁に知られてしまった。「あなた捕まりますよ? 本当の父親が通報でもしたらどうするんですか?」と玄一を責める索は、事実を黙認していたアパートの大家・井の頭(坂井真紀)のことも「共犯ですよ」と非難。そうはいっても、もう親子の契約しちゃったし、今さら撤回できないし……と頭を抱える玄一。

 翌日、ほたるから3000万円の在りかを聞き出そうと躍起になる仁が中学校にまで押しかけてきて、索が慌てて応対。「娘に会いに来たんですよ。悪いですか?」と開き直る仁。索が「通報します? 他人が親のフリしてるって」と探りを入れると、仁は「するわけないでしょ。だって、あの人捕まっちゃったら、俺がほたるの面倒みなきゃいけないでしょ」。仁の興味がお金にしかないと分かった索はムカついて、「もう来ないでもらえますか?」と仁を追い返す。

 一方、玄一は、パートナー相談所の百瀬(渋谷凪咲)とバッタリ鉢合わせ、索に告白してしまったことを打ち明ける。「でもまあ、向こうは興味ない感じだし」と肩を落とす玄一に、百瀬は「興味、持たせればいいんですよ。運命だって思わせるんです」とアドバイス。玄一は分かったような、分からないような。

 そんな中、ほたる宛てに差出人不明の手紙が届き、事態は急転。手紙を読んだほたるは、玄一の部屋に隠していた3000万円入りのスーツケースを持ってアパートを出るが、その直後、仁にさらわれてしまう。

 手紙の差出人は一体誰!? 失踪中のともえ!? それとも3000万円を狙う仁のワナ!? ほたるを追いかける玄一と索。3人の運命が動き始める。

 日曜ドラマ『ぼくたちん家』は、日本テレビ系にて毎週日曜22時30分放送。

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