9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の初となるライブ&ドキュメンタリー映画『超特急 The Movie RE:VE』(イム・ジス監督、オ・ユンドン監督)が、11月7日に公開される。同作では、6月から東京、兵庫、愛知、埼玉で開催された4都市8公演の『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025 EVE』に完全密着。公開に先駆け、ENCOUNTはカイ、リョウガ、ユーキ、タカシ、シューヤ、マサヒロに同作への思い、グループと個人のビジョンなどを聞いた。第2回は10月23日に誕生日を迎えたばかりの3号車のリョウガ。(取材・文=ふくだりょうこ)

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――公開間近となった『超特急 The Movie RE:VE』への思いを聞かせてください。

「『超特急史上最大キャパの会場で』ということもありますし、ライブのタイトルが『EVE』。8号車(超特急のファンネーム)のみならず、命ある人間であれば生きているという点で共通してみなさんに伝わるメッセージを掲げています。それが映画として、みなさんに届けられることはすごくうれしいです。僕たち超特急の覚悟だったり、本質を感じていただけたらと思っています」

――映画館だと、ライブ会場とはまた感じ方が変わりそうですね。

「多分、ライブの映像部分は本当にライブに乗車したような気持ちになれるでしょうし、何気なく言った一言も映画館で聞くと、補正がかかって『重いことを言った』と感じることはきっとあると思います(笑)。あと、『4DX上映もあるとか。どうやってやるの?』という話もありますよね。詳しくは僕も分からずなんですけど、汗とか飛ぶのかな。そこも気になります」

――ライブ自体を振り返ってみていかがですか。

「僕たちのことを『10代だと思っているのかな』というようなセットリストでしたね(笑)。『これ以上はもう無理だよ』というものだったので、ガムシャラでした。多分、顔もぐちゃぐちゃになりながら、汗もびしょしびしょで。『その表情を大きなスクリーンで映していいのか』という心配もあったんですけど、全力でやっているという部分が『超特急らしいな』と思います。いろんな表情をギュッと詰め込んだライブになりました」

――新体制から3年。グループの進化については、どのように感じていますか。

「新メンバーたちは映画の中でも昔の映像や姿がありましたけど、超特急の一員として馴染んでいる部分がありますね。この9人と8号車が超特急ということが、映画では体現されているように感じました」

――今後の目標を聞かせください。

「超特急の大きな目標は東京ドーム。それは結成当時から変わっていませんし、これからも8号車の皆さんと目指していきたいと思っています。並行して達成したいこともあります。例えば、9人体制としての全国開通です。まだ会えてない地方の8号車にもちゃんとライブをお届けしたいです。映画はたくさんの方に届けられるので、実際にライブに乗車する時の準備としても、『この映画を楽しんでほしいな』と思います」

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