1位『国宝 上 青春篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、芸の道に青春を捧げていく。芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。(朝日新聞出版ウェブサイトより抜粋)
2位『志記(一) 遠い夜明け』高田郁[著](角川春樹事務所)
文化元年(一八〇四年)、如月。清明の日にふたりの女児が産声を上げる。ひとりは蔵源美津。蔵源家は黒兼藩で代々藩医を勤める家系で、祖父の教随は秘密裡に腑分けを行い、父の恵明は藩医学校「青雲館」を担う立場であった。今ひとりは高越暁。備前刀を手掛ける刀鍛冶の一族で、祖母の高越?は「女忠光」の異名を取っていた。長じて、美津は医学、暁は鍛刀を志すことになる。猪突猛進で焔にも似た美津、常に冷静で氷に喩えられる暁、女には困難とされる道を選んだふたりの人生が、十九の初夏、思いがけず江戸で交錯する。志を胸に人生を切り拓いていく者たちの群像劇、いよいよ開幕。(角川春樹事務所ウェブサイトより)
3位『ザ・ロイヤルファミリー』早見和真[著](新潮社)
お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!(新潮社ウェブサイトより)
4位『国宝 下 花道篇』吉田修一[著](朝日新聞出版)
5位『チンギス紀 十三 陽炎』北方謙三[著](集英社)
6位『硝子の塔の殺人』知念実希人[著](実業之日本社)
7位『リバー 上』奥田英朗[著](集英社)
8位『リバー 下』奥田英朗[著](集英社)
9位『兇人邸の殺人』今村昌弘[著](東京創元社)
10位『汝、星のごとく』凪良ゆう[著](講談社)
〈文庫ランキング 10月28日トーハン調べ〉
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