
寛一郎
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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演中の俳優・寛一郎(29)が、31日放送のNHK「午後LIVE ニュースーン」(月~金曜後3・10)にVTR出演し、父について語った。
17年に映画「心が叫びたがってるんだ。」で俳優デビューした。今年は「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に富本豊前太夫役で出演。放送中の「ばけばけ」では、ヒロインのトキ(髙石あかり)の夫・銀二郎を熱演している。番組のインタビューでは、そんな寛一郎の素顔に迫った。
寛一郎は、父が佐藤浩市、祖父が故・三國連太郎さんという俳優一家に生まれ育った。そして自分も演じる道へ。「純粋に一番近い職業ではありましたし、小さいころながら父親の現場も行かせてもらっていたし、近い存在が役者という職業だったというのが一番の理由ではあるんですけど。嫌だなと思っていた時もありましたし」。葛藤の末の決断だったこともにじませた。
父との比較されるのも覚悟の上だったという。「同じ職業だとある意味反発もあるんじゃないか?同じになっちゃうと比べられちゃうとかいう気持ちになったり」と問われると、「あります、あります、もちろん」と返答。「やっていなくても、(父との比較を)言われていたと思う。同じ職業になったら、なおさら言われることも分かっていましたし」。それでも、「父のことは尊敬していたので、やってみたいなと思ったんでしょうね」と、深層心理を掘り起こすように打ち明けていた。
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