ディズニー・アニメーション・スタジオが贈る人気シリーズ第2弾『ズートピア2』が12月5日(金)に公開となる。このたび、本作の日本版声優として山田涼介が参加することが明らかになった。

【写真を見る】山田涼介が演じるのはイケメン御曹司のオオヤマネコ、パウバート【写真を見る】山田涼介が演じるのはイケメン御曹司のオオヤマネコ、パウバート[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

動物たちが人間のように暮らし、誰もがなににでもなれる動物たちの楽園“ズートピア”を舞台に、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが多くの共感を呼び、ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』(14)以来の世界興行収入10億ドルを突破した『ズートピア』(16)。日本でも興行収入76億円超えの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、現在も各種映画レビューサイトでディズニー・アニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇る。前作に引き続き、上戸彩、森川智之、三宅健太、高橋茂雄(サバンナ)、Dream Ami、山路和弘らが人気キャラクターを続投。さらに、新キャラクターであるヘビの指名手配犯、ゲイリー役として下野紘の参加も発表されていた。

このたび、新キャラクター、オオヤマネコのパウバート役の日本版声優に山田が決定。US本社の厳選なるオーディションを勝ち抜き、パウバート役を山田が射止めた。ズートピア創設者一族の御曹司であり、柔和で社交的なオオヤマネコ、パウバート役に求められるのは、優しさと品位を感じさせる、柔らかくも凛と響く声。さらに、保守的な一族に生まれながらもジュディの理想に共感し、「世界をよりよくしたい」という熱い想いを胸に秘めて捜査に協力するという、複雑で繊細な内面を表現できる演技力も不可欠だ。山田は、確かな演技力に加え、聴く人の心を包み込む温かさがありながらも、芯の強さと凛とした品格を感じさせる声で、まさにパウバート役に求められる要素と完璧に一致していることから本役に選ばれた。

US本社からも「パウバートの愛嬌たっぷりの不器用さとお茶目さという魅力で人を惹きつけつつ、常に肩の力が抜けたリラックスした雰囲気を漂わせている。しかし、物語が進むにつれ、彼が抱えている葛藤が見え始め、その繊細な展開は驚くほど説得力があり、観る者を圧倒する。ドラマティックなストーリーに完璧にはまり、キャラクターの本質を見事に体現している」と絶賛のコメントが寄せられた。また日本語版演出を務めた鍛治谷は「華やかで恵まれた境遇に育ちながら、陽気に見えて実は思いを伝えるのが苦手なナイーブな一面を持つパウバートを、山田さんはその心のひだまで繊細に、的確に演じてくださいました」と山田の演技に感嘆のコメントを寄せている。

山田はディズニー作品への参加は今回が初めてとなるが、前作『ズートピア』はイチ観客として楽しんでいたようで、今回の決定を受け「“まさか自分がこの世界に入ることになる日が来るなんて!”という気持ちが一番大きかったです」とまずは驚いたと明かしている。ディズニー作品への参加については「すごくうれしいことなので、気合いが入っています!」と、意気込みを見せた。自身が演じるオオヤマネコの御曹司については「すごく端的に言うと御曹司のイケメン・オオヤマネコです(笑) ある悩みも抱えているのですが、ジュディと出会うことで、ジュディの考え方とパウバートの考え方が一致して、捜査に協力していくという役どころになっています」と“重要なキャラクター”になるとコメントしている。

山田が演じるイケメン御曹司のオオヤマネコ、パウバートの登場は、ジュディとニックバディの物語をどう動かしていくのか?そして明かされる、ズートピア最大の秘密とは?前作をはるかに超える圧倒的なスケールと、多種多様なキャラクター、さらに謎が謎を呼ぶストーリーに彩られた本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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