
Photo: GETTY
ジャック・ホワイトはイランのテヘランで路上ミュージシャンが披露したザ・ホワイト・ストライプスの“Seven Nation Army”の映像が話題となっていることを受けてコメントしている。
ジャーナリストのアフシン・イスマエリがインスタグラムに投稿したこの動画は男女のグループのほとんどがヒジャブを身につけることなく、路上に集まって、踊るものとなっている。
ジャーナリストのアフシン・イスマエリは次のように述べている。「ほんの数年前まではこんな光景は考えられなかった。最近テヘランで話題になった動画では、ロック・バンドが公共の場で演奏する中、男女が集まり、自由に踊り、歓声を上げている」
「マフサ・アミニの死による抗議デモ以降、政権は厳格なヒジャブ着用規則の完全復活や、このような公共の場での露出の抑制に苦労している。政府はここ数ヶ月、特にイスラエルの攻撃以降、厳しい取り締まりが国内情勢に既に不満を抱いているイラン国民の不安や不満をさらに煽ることを懸念し、より慎重になっている」
今回、ジャック・ホワイトとザ・ホワイト・ストライプスのインスタグラム・アカウントはこの動画をリポストして、キャプションにはシンプルに「テヘランの路上で演奏される“Seven Nation Army”」と添えられている。
今年9月、ジャック・ホワイトはバック・カタログの権利をソニー・ミュージックに非公開の金額で売却したと報じられている。
『ハリウッド・レポーター』は契約に詳しい情報筋の話として契約にはザ・ホワイト・ストライプス、ザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウェザー、そして自身のソロ作品に関する権利も含まれていると報じている。
ジャック・ホワイトもソニー・ミュージックも公にはしていないが、契約は今夏に締結されたという。契約はジャック・ホワイトが今後制作する作品には適用されないと見られている。
ジャック・ホワイトはソニー・ミュージックと提携関係にあり、その関係はザ・ホワイト・ストライプス解散後の2012年に自身のレーベルであるサードマン・レコードと締結したパートナーシップに遡るものとなっている。
近年、多くの大御所ミュージシャンがソニー・ミュージックなどの企業にバックカタログや音楽出版権を売却しており、2021年にはブルース・スプリングスティーンが自身の全音楽ライブラリを約5億ドルで売却する契約を結んでいる。ボブ・ディラン、スティーヴィー・ニックス、ニール・ヤングらも同様の契約を結んでいる。
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