株式会社デイトナ・インターナショナル(本社:東京都渋谷区)が運営するセレクトショップ【FREAK’S STORE(フリークス ストア)】は、再生フリーク第二弾として、東京国際映画祭と連携し、東京テアトル株式会社が展開するアパレルブランド【SCRE:EN(スクリーン)】とともに、廃棄予定の映画館スクリーン素材をアップサイクルした「ブックマーク」を展開します。

再生フリーク第一弾は、古紙回収・再生プロジェクトを推進し、サステナブルな地域社会の実現に向け、取り組みを日本全国に発信した取り組みを行いました。第二弾は廃棄予定だった映画館のスクリーンをアップサイクルし、映画ファンにとって身近で日常的に使えるアイテムとして、「しおり(ブックマーク)」を企画しました。日常づかいのアイテムだからこそ、映画の魅力とアップサイクルの価値を自然に感じてもらえる機会創出を目指しています。

今回のアップサイクルアイテム「ブックマーク」では、映画ファンの皆さまから“好きな映画のセリフ”を募集し、その中から選ばれたセリフをデザインとして取り入れました。集まった数多くのセリフの中から6つを選出。さらにそのうち1つは、『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』などで高い評価を受け、昨年の第37回東京国際映画祭にて黒澤明賞を受賞した三宅 唱監督に選定していただきました。かつてスクリーンだったその素材に、映画の光と新たな物語を灯し、アップサイクルを通じて、映画を愛する人々の記憶と想いを未来へつなげていきます。
選定セリフ
1そして、新しい夜明けがやってくる。
And then, a new dawn will come.
『夜明けのすべて』(All the Long Nights)
2バカヤロー。まだ始まっちゃいねぇよ。
You idiot. We haven’t even started yet.
『キッズ・リターン』(Kids Return)
© T.N GON Co., Ltd.
3信じたかったんです。この世界を。
I wanted to believe. This world.
『正体』(FACELESS)
4今度は今度。今は今。
Next time is next time. Now is now.
『PERFECT DAYS』
5 正しいこと、親切なこと。選ぶなら、親切なことを。
When given the choice between being right or being kind, choose kind.
『ワンダー 君は太陽』(WONDER)
6お前たちの物語を、一人残らず聞いてやる。
I will listen to every one of your stories.
『犬王』(INU-OH)
アイテム / 販売について
価格:¥800(税込価格)
販売場所:東京国際映画祭公式グッズ販売サイト(https://tiffshop.thebase.in/)※現在販売中
映画祭会場(TOHOシネマズシャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町)※10月27日(月)より発売
※オンラインでは一部完売している商品がございます。
FREAK’S VILLAGE記事連載!
東京国際映画祭2025レポート/三宅唱監督インタビュー記事を11月中旬に公開予定。
東京国際映画祭2025のレポートに加え、三宅唱監督が語る“映画とアップサイクル”および、新作『旅と日々』についてのインタビューをお届けします。
映画とアップサイクルがつなぐ新たな物語を、ぜひご期待ください。
FREAK’S VILLAGE記事一覧
👉 https://www.daytona-park.com/freakmag/guide/edited/freaks-village/
1984年生まれ、北海道出身。一橋大学社会学部卒業、映画美学校フィクションコース初等科修了。監督作『ケイコ 目を澄ませて』(22)が第72回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門に正式出品され、国内でも第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門などを受賞するなど、数々の映画賞に輝く。そのほかの監督作に、映画『Playback』(12)、『THE COCKPIT』(15)、『きみの鳥はうたえる』(18)などがある。

東京国際映画祭は日本で唯一の国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭で、日本で最大の映画祭です。才能溢れる新人監督から巨匠監督までを対象に、世界中から厳選されたハイクオリティなプレミア作品を集結させて、メインとなる長編コンペティション部門など様々な部門で国内外に発信。映画上映以外に学生、プロフェッショナル、ビジネス来場者を対象とした貴重なセミナー、シンポジウムやワークショップなども開催し、フォーラムやマーケットとの連動を意識した参加交流型フェスティバルとして人と映画、ビジネスのリンケージを実現している。

映画館の閉館やスクリーンの張替えが行われるとき、
取り外したスクリーンには使い道がなく、廃棄されるしかありません。
私たちはそんなスクリーンを廃棄するのではなく、
新しい価値を創造することで、お客様と映画館を繋いでまいります。
はじめての映画も、あの人とみた思い出の作品も、
涙を流した特別な時間もすべてはスクリーンにつまっています。
過去愛されたものを新しい価値で。

「アメリカの豊かさとワクワク・ドキドキを日本に伝えたい」という想いからスタート。
1986年の創業以来、洋服を中心に、カルチャーやアートなど自分たちが本当に良いと思うものをセレクト。積極的に楽しむ生活体験者=フリークとして、豊かなライフスタイルの楽しみ方をリアルに提案するセレクトショップ。

1986年創業。基幹事業であるセレクトショップ「FREAK‘S STORE(フリークス ストア)」をはじめ、サステナブルをテーマにしたコンセプトブランド「Firsthand(ファーストハンド)」やコミュニケーションメディア「FREAK(フリーク)」、セレクトショップ業界初となる協業規格住宅「FREAK’S HOUSE」、コワーキングスペース「&FREAK.」、再エネプロジェクト「フリークス電気」、店舗DXソリューション「+PLUS SERIES」など幅広く⼿がける。
FREAK‘S STOREで培った「好き」や 「熱意」から⽣まれるコラボレーションやアライアンス、ローカルプロモーションなど独⾃性のある企画で、SDGsの取り組みも推進している。
