昨年、パリのヴァンドーム広場で行われた第3回「ヴォーグ・ワールド(VOGUE WORLD)」はファッションとスポーツの100年の歴史を祝したが、4回目となる今年はロサンゼルスに舞台を移し、映画業界にフォーカスを当てた。

『ティファニーで朝食を』(1961)、『サイコ』(1960)、『ゴッドファーザー』(1972)といった数々のアイコニックな作品が撮影されたハリウッドのパラマウント・スタジオがランウェイと化し、モデルや俳優を含む華やかなキャストがショーやパフォーマンスに登場した今回は、衣裳やその製作陣も名だたるファッションと映画関係者が勢揃いで、大いに注目を集めた。

コリーン・アットウッド、ミレーナ・カノネロ、ルース・E・カーター、キャサリン・マーティン、アリアンヌ・フィリップス、サンディ・パウエル、ジャクリーン・ウェスト、シャーリー・クラタなど、ハリウッドで名を馳せる衣裳デザイナーと、アライア(ALAÏA)、バルマン(BALMAIN)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)、ミュウミュウ(MIU MIU)、マックイーン(McQUEEN)にヴァレンティノ(VALENTINO)をはじめとする世界的ブランドがタッグを組み、名作映画の衣裳を再解釈したピースなど、ファッションと映画の世界を融合させたルックの数々を披露した。

また、現地には各国のセレブが駆けつけ、開幕前から会場のボルテージは上昇。キャストに負けず劣らず豪華なゲストが集まった。

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