なにわ男子の長尾謙杜と山田杏奈がダブル主演を務める映画『恋に至る病』(公開中)から、メイキング写真が到着した。
本作は斜線堂有紀による同名小説を『月の満ち欠け』(22)、『母性』(22)などの作品で知られる廣木隆一による監督で実写化した衝撃のラブストーリー。内気な男子高校生の宮嶺望を長尾が演じ、宮嶺が出会い、初恋に落ち、彼の人生を大きく変えることになる寄河景を山田が演じる。
内気な男子高校生の宮嶺と学校中の人気者の景。不器用で一途な初恋、ふたりが交わした約束。しかし、同級生の不審死が続発することから、宮嶺は景に対して疑惑を抱く。殺人犯へと変わりゆく景。それでも、宮嶺の気持ちは変わらない。 そんな中“彼女の本心”が明かされる…。
このたび解禁されたのは、長尾自身がスマートフォンで撮影した貴重なメイキング写真。映画の印象を180度変えるような衝撃的かつ愛らしい瞬間が多数収められている。写真には、劇中ではいじめの被害者と加害者という関係を演じている長尾と醍醐虎汰朗が笑顔で並ぶ様子や景を演じた山田が血だらけの姿で長尾とピースサインする姿も。物語の刺激的な展開とは対照的に、現場は終始、笑顔と優しさに包まれていたことが伝わってくる。
さらにBBQシーンの撮影の合間に、長尾と山田がカメラに笑顔を見せるカットや、猛暑の撮影を乗り切るために頭に氷のうを乗せてクールダウンする山田のキュートな姿も。演じるキャラクターとのギャップを感じさせるような、キャスト同士のリラックスした表情から、楽しげな会話が今にも聞こえてきそうなメイキング写真となっている。
しかし、この穏やかな現場の空気からは想像もつかないほど、本作は刺激的なラブストーリーに仕上がっている。“純愛”と“洗脳”の狭間で揺れる青春をスクリーンで目撃してほしい。
文/スズキヒロシ