2025年10月25日

PCから投稿

鑑賞方法:映画館

大画面でパトレイバーを観たくて鑑賞しにいきました。
脚本の構成というかドラマの構成が良く出来てるなと思うのと、
映画で語られる『怖さ』は全く変わらないというか、逆に今のほうがその怖さを実感するなと思いました。
刑事モノとしての出来はとても良く、とても面白く特車二課とのつながりもとてもいいと思いました。
ですが、特車二課で『無理くり』解決させようとする所、後半の方舟内のくだりは、ちょっと厳しいなという意見です。
方舟がキーになる所なんかはとても好きなのですが…
ラストの対決の所は、『見せ場を用意しましたよ』という感じだなと思いました。
昔はそれがよかったのですが、今回改めてこの作品をみて「ここは別に余分かな~」と思いました。
『映画パトレイバーpart1』なので香貫花をだしたり、お約束はやっておかないといけないというのはわかるのですが…
ですが、これはこれで昔はこれが良かったと思えたものが、今見るとそうでは無くなってしまっている事がとても面白いな~と感じました。これがリバイバルの醍醐味というものでしょうか。
映画として良く出来ているのでこう思ってしまう、古いアニメ映画だから仕方が無いとは思わせてくれない、欲張りにさせてくれる映画です。
今でも十二分に通用する内容を30年以上前に作ったとは本当に凄いと思います。

「新しいものが出ても結局いいものはなくならない! 絶対残り続けるよね! 大事なことは全部パトが教えてくれたわ!」です。

93q2q2 機動警察パトレイバー the Movie

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