ローズ家 崖っぷちの夫婦 The Roses

ブリティッシュジョークの成れの果ては、本音が見えなくなることか…

何しろ皮肉と自虐の掛け合いのだから救われない

これが毎日、毎晩繰り広げられたら、調子が悪い時には立ち直れなくなるのは間違いない

でも、これがジョークでコメディなんだから文化の違いなんだろうと思い楽しめます

爆笑はできませんがクスクスと笑えますが、分かる分かるの共感笑いなのが寂しい

演者は英国人、スタッフに舞台はアメリカでジョークの品位と格式の違いを思い知らされます

たまには、大人のジョーク合戦映画は痛快だった

レビュー14

(^○^)

ローズ家 崖っぷちの夫婦
The Roses

1989年製作の「ローズ家の戦争」を、「女王陛下のお気に入り」「ロスト・ドーター」のオリビア・コールマンと「ドクター・ストレンジ」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のベネディクト・カンバーバッチの主演でリメイクしたブラックコメディ。
「オースティン・パワーズ」や「ミート・ザ・ペアレンツ」で知られるコメディの名匠ジェイ・ローチがメガホンをとり、ある夫婦の離婚を巡る争いを、痛快なユーモアや風刺、緻密な心理描写を織り交ぜて描いた。

建築家のテオと料理家のアイヴィは、順調なキャリアやかわいらしい子どもたち、完璧な家庭生活に彩られ、
誰もがうらやむ理想的な夫婦だった。

ところがある時、テオの事業が破綻したことをきっかけに、2人の関係は音を立てて崩れ始める。

心の奥底に秘めていた競争心や不満が火を噴き、最初は嫌味を言い合う程度だった応酬が、次第に口論、罵り合い、つかみ合い、
やがては銃まで持ち出す事態へと発展する。

一度は愛を誓い合った夫婦でありながら、互いに一歩も引かず、ありとあらゆる手段で攻撃し合うことになった2人は、
文字通りの命懸けの夫婦ゲンカを繰り広げていく。

脚本は「女王陛下のお気に入り」や「哀れなるものたち」でアカデミー賞にノミネートされたトニー・マクナマラが担当。
共演にはアンディ・サムバーグ、アリソン・ジャネイ、ケイト・マッキノンらが名を連ねる。

ローズ家 崖っぷちの夫婦
The Roses
2025/アメリカ
配給:ディズニー

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