【北村匠海×林裕太×綾野剛 魂の競演!】闇ビジネスから抜け出そうとする若者3人による逃亡サスペンス! 10.24公開『愚か者の身分』を映画評論家 松崎健夫が熱く解説! そえまつ映画館 #253
添え松映画館。はい、映画評論家の松田北京でございます。 [拍手] [音楽] えー、もうこの、え、動画がアップされ てる頃には、ま、放送終わってると思うん ですけど、あの、収録中まだあの放送中 でして、アンパンっていうあの、朝の連続 ドラマがありまして、え、柳瀬孝志さんと その、ま、奥様の、え、人生がいた、え、 作品だったんですけど、このドラマの中で 色々思うことがあってですね、ま、1つは その手塚さんと、えっと、柳瀬たさん、ま 、あの、ドラマの中で柳内孝志だったり 島尾さんて名前、あの中で描かれてる ことって本当にあったことで、その、ま、 哲さんがその矢瀬高さんに声かけて、あと 千夜1物語の、ま、ビスという キャラクターを頼んで、それが大ヒットし たことによってそのお礼として優しい ライオンっていうのを探検で背さんがお金 出して作っ っていうのがあって、そのライオンを今 見ると1番最後に制作としてただけこう 名前出てくるところになんかそういうこう クレジットミックだけでその時のなんか こう関係性みたいなのが見えてきと感動 するみたいなところが僕あったりしたん ですけど、ま、その柳瀬孝志イコール柳志 の役が出た北村匠さんのま、新作映画これ アンパンの前に取ってたらしいんですけど 、感物の門という作品を今回はご紹介し たいと思います。 [音楽] はい。この作品にはですね、え、原作が ございまして、西尾純さんのオルカ者の 身分という同盟小説が原作になってるん ですけども、ま、昨今そのなんて言うん ですかね、そのSNS を起点にした闇バイトみたいなものが、ま 、たくさんあって、事件性のあるものが たくさんあったりとかして、で、さらには そこにプラスアルファなんかその若い層の 、ま貧困の問題みたいなものあ るっていうようなことが、ま、その いろんなこう番組で取り上げられたりルポ になってたりしてるっていうのを皆さんも 目にしたことあると思うんですけども、 そういった現代の、ま、社会問題みたいな ものをちょっとミステリー自立ての、ま、 犯罪映画でもあり、ちょっとした青春 軍像劇として仕上げたのが今回のその 愚か者の身分なんですけども、この、ま、 日巡さんのこの小説ってのはえっとこう いう書いてます。第2回大陸っこ新人賞 って書いてあって、大部っ子さんといえば 、ま、もう松江作さんの、え、主演で映画 もこう公開されたりする、ま、 ハードボイルドの作家だったっていうこと があるので、ハードボルド的な点も強化さ れての受賞だったということだと思うん ですが、そもそもこの作品っていうのは その2019年に、ま、発表されたんです けども、えっと、書籍になるにあたって、 ま、下なんですよ。なので、えっと、元々 は短編だったものの話を膨らませて今の この書籍になって、これを元に映画化され たのが今回の映画版の愚か者の部分という ことなんですけども、えっと、特徴がいく つかあるので、まあ3つぐらい上げて ちょっと解説したいと思うんですけれども 、まずこの、ま、作品映画版の方は3つの 賞に分かれていて、1つ1つの賞がその 登場人物の名前になってるってのは特徴な んですね。1つ目が柿崎守るって言って林 ゆ太さんが演じてる1番下っぱの若者の賞 が1番最初に出てきて2つ目に松本拓也と いうま賞になっていてこれをえっと北村拓 が演じてます。3つ目が勝谷健士という 名前の賞になっていて、えっと、これを 綾野号さんがしてるんですけども、 それぞれのキャラクターの視点で描かれ るっていうのは特徴になっていて、だから あの同じ出来事をそれぞれのキャラクター が異なる視点で見るとこう見えてまし たっていうような作品になってなのでこう 視点が変わると見え方が変わるっていう タイプの映画だと思っていただいたらいい んですけども、ま、例えばその、え、 パルプクションとか、え、レザバード ドックスのようなそのクエンティン タランティーノが作った映画もそうですし 、ま、この添え松映画館で紹介した作品だ とこれいだ広が監督の怪物なんてのもそう いうタイプの視点が変わると見え方が変わ るっていうま、タイプの作品だったと思う んですが、ま、元を辿どっていけばその 黒沢明監督が作った門のようにそれぞれ その同じことを語ってんだけの語れによっ て見え方が違うので証言が全全然違う みたいな話を羅門を起点にした視点が 変わると見え方が違うっていうタイプの 作品になってるっていうのが最大の特徴に なってるんですけども、この小説の方は実 は5章に分かれてまして、もちろんこの 映画の中に出てくる登場人物であるんだ けども、映画版の方は、ま、それをこ ちょっとこう集約して3人の男たちに まとめてるっていうところが特徴になっ てるんですが、その時に、ま、年中に言う とその、ま、野さんがいて、え、北村辰 さんがいて、林ゆ太さんがいるっていう風 になって、それぞれの異なる年代の3人が いて、で、それぞれがその生き るっていうことに対するバトンを下の世代 に渡していくっていうような構成になっ てるところが実はこれはあの犯罪を描いた 映画なんだけれども、なんかこう人間 ドラマとして生きることを諦めないって っていう強さを伴ってる理由なんじゃない かなっていう風に思ったんですよ。そこで 2つ目のポイントなんですけども、この 映画は食べるっていうことを描いてる映画 だっていうことに僕ちょっと気が付いたん ですよね。で、それどういうことかと言う と、えっとこの映画の中では何かを食べ るっていうシーンがめちゃくちゃ繰り返し 出てくるんですよ。それは例えば、えっと 、ま、居酒屋に行ってこうみんなで解食を するっていうシーンもあればその林ゆ太 さんが演じるその守が1人でそのスマホの 動画を見ながらなんかカップ麺食って るっていうところもあればあとそのえっと 先輩格の人がなんかパフェ食ってるみたい なシーンがあったりとか食べてるっていう シーンってめっちゃ出てくるんですよ。で 、これ僕意図的にしないとこういうシーン で出ないと思っていて、それはなぜかと 言うと、いつもそういった話をする時に レ員出すのが24っていうあの キーファストアーロンが出てた、あの、 えっと24時間の物語を24時間かけて描 くっていうドラマがあったじゃないですか 。その24時間の間に1つの、ま、テロの 事件を解決するっていう作品だったんです けども、あの作品って、ま、24時間の ことを24時間かけて描いてるとはいえ、 食べるシって出てこないんですよ。つまり なぜかと言うと食べるシーンを入れちゃう とそのアクションなりその物語が停滞し ちゃうので次から次に事件が起こっていっ てその事件を乗り越えていったり解決 するっていうそのキーファースザーランド 演じてるジャックバウワーっていう キャラクターを前進させるためには食べる シーンとかま究極に言うとそのトイレ行っ たりもしないわけですよ。だからそういう シーンを入れないっていうやり方もあるん ですよ。ならば食べる芯をわざわざ入れて るってことは何かそこにも意味合いがある わけで、特にこの愚か者の貧文の場合には その闇バイトとかに手を出してる若者たち がそれでも生きていかなきゃいけないって いう生きる姿を描く作品なんだとすれば 食べるっていうことイコール生き るっていうことを描くためにこの映画の中 には食べるっていうシーンをふ断に入れる ことによって彼らは生きていこうとしてる んだって生きることを諦めないんだって いうことを表すために食べるっていう シーンがいっぱい出てくるっていうところ が特徴になってるんだな。特徴になってる んじゃないかなという風に感じました。で 、この映画の中で1番若い、えっと、守る という役に一応林優太さんなんですけど、 彼のやっぱ演技がこの映画の中では、この 3人の中でも特に僕は、ま、素晴らしいと 思って、ま、大人と分かってっていう風に 分かれてるからかもしれないんですけど、 林さんは割とちょ、こうテンション高めの 演技で2人はちょっとこう抑えた演技を するわけなんですよ。なので、その テンションが高いっていう、やや テンションが高いということで、2人とは 異なる雰囲気を持っていて、その テンションの高さがその、ま、若者の無 鉄砲とも取れるし、その若者らしさみたい に見えるっていう風なことになって、その 演じ方がその世代さみたいなものを表現さ れてるのがちょっと素晴らしいなと思って 、他にもさせの役で山下水さん、元坂46 の山下さんが出てたりとか、あと山本夕馬 さんもいつもの明るい役ではなくて暗い 感じの役をやってるのも特徴だし、さらに その木はかさんがえっとね、出てるシーン がものすごく少なくてで、えっと、綾野号 さんが電話をしてる電話の先からの声って いう演技がすごく多いんだけども、その声 によってあのゴアさん演じるカ谷自身が 励まされるし、観客もなんかその暗い 雰囲気の中から明るい気差しを見つけ るっていうような 声の演技だけなのにそれを感じさせるのが なんか素晴らしいなという風に感じてそう いったこういろんなキャラクターの軍造劇 になってるっていうのもまこの映画の特徴 なんですけどもさらにですね が生活に困窮してま戸籍を売りに来るま おじさんがいるんですけどこれ松浦ゆや さんがやっていてもう1 の先輩で林さんとか北村さんに指示するを やってるその佐藤っていうちょっと いかつい男をやってるえっと偉一さんって 方がいらっしゃるんですけどみさんは今回 ちょっと頭を坊主頭にして ものすごいかつい感じになってんですけど もこれまでね皆さんって70本ぐらい映画 出てらっしゃるんです。だけど今までって 1番いい役じゃないかなっていう感じがし て戸籍売り渡しちゃうその松浦ゆやさんと 同じ事務所の方で松浦さんももう作品と いうと150本ぐらい映画出てる方で僕 その昔からしてる映画仲間までもあるん ですけどもそういった本当に脇に至る キャラクターまでそのキャラクター造形が 見事で多分ご存知でない方はこの俳優さん なんて人なんだろうって調べたくなる ぐらいに脇のはに至るまでキャラクターが 魅力的に焼かれてるってのもこの映画の 特徴じゃないかなという風に感じました。 で、この映画の構成は最初にその、ま、 登場人物ごとの、えっと、3つの賞に立て て、えっと、視点が変わると見え方が 変わる作品だという風に言ったんですけど も、とはいえ最初映画が始まるとこの ポスターデザイン象徴されるようにこう 青春軍増 だんだんと犯罪の匂いがしてきて、犯罪 映画のような塔にしていって、さらには実 はこれロードムーブになっていくっって 特徴になってるんですよ。で、そのなんか 場面とかその1つの賞だけ見てると映画の 全体像が見えないっていうこの映画の構成 そのもののってのは実はこの映画の編集に も実はそういうところが現れてんじゃない かなっていう風に僕は感じたのでそこを ちょっと見つめとして編集が実はこの映画 は重要だって話をさせていただきたいん ですけども僕がこの映画の中でえそこか よって感想時に言われたんですけど、とは いえ僕がすごくいいなと思ったシーンが あってですね、北村巧の髪の毛を、え、 綾野号さんが洗ってあげるっていうシーン があるんですよ。で、その時に、えっと、 ま、カット終わってるんですけど、最初 北村巧の顔のアップで、ま、多分 シャンプーかなんかつけたら多分洗ってる んだろうなっていうのがその、あの野号 さんの手元が分かるっていうショットで 始まって、カメラが引いていくと、あ野の 号さんがこうやって洗ってる姿。で、その 次にカメラが後ろに回って、えっと、広い 絵になるんですけど、その時に風呂場で 2人とも酸っぱ高かで風呂の中で髪の毛 洗ってあげてるっていう風に見えるシーン があるんですよ。で、これって何気ない シーンなんですけど、順番がすごく大切だ なと思って、1番最初に、ま、映画のその 編集する時ってどこで何が行われてる かって分かるように編集することが基本だ と言われてるので、1番最初に広い絵で 風呂場で髪の毛洗ってます。それでアップ になってこの紙の手元の辺りを取るとかっ ていう風な方が分かりやすいかもしれない んだけども、そうすると2人とも 酸っぱ高かで風呂に入ってるっていうので ちょっとお菓子の出るシーンになって しまう可能性があるんですよ。だけど手元 であのしっかり髪の毛洗ってるその姿が 2人とも酸っぱがる風呂に入ってたって いう風に見るとお菓子みよりも愛情って いう風に見えるようなその編集になってる ところがポイントで細部の方を見せて全体 を見せると印象が変わるっていうのは実は その物語の構成もそうだし編集にも現れ てるなと思ってそこが結構この映画は見せ 方っていうのがポイント。それは話の 組み立て方もそうだし、編集における場面 の見せ方とかカットの見せる順番みたいな ものがすごく重要な映画だなと思ったので 、その辺りちょっと注目していただきたい なという風に思いました。この映画を監督 した中田監督の作品の中ではここまで ハードな犯罪作品ってドラマではあったん ですけども映画ではなかったんじゃないか なと思ってちょっとびっくりしたりするん ですね。その時にその追跡になるんです けど、追う側も逃げる側も賢いって描い てるとことかがすごくこう懸命で、その バ鹿なキャラクターが出てこないって言う んですかね。そういうところもこの映画の トーンの、ま、下地になってる気がするん ですけども、この映画ちょうど去年の7月 ぐらいにクランクインしたらしくて、えっ と、クランクアップすると、え、北村巧 さんそのままその頭に打ったアンパの現場 に行ってしまったらしいんですよ。なので 、え、長田監督曰、え、もし取りこぼしと か取り直しをしたいとしても、もう、え、 北村さん呼べないんだっていう覚悟を持っ て取ったっていう風に言ってらっしゃるん ですね。で、その、ま、覚悟の1つなん ですけど、これはね、映画の、ま、後半に なった時に北村巧が、ま、とんでもない目 に会うんですよ。で、その、ま、とんでも ない姿が何であるかってのはちょっと劇場 でこれ確認いただきたいと思うんですけど も、その演技を見た時に、ま、アンパンと は違うというか、これまでその、まあ、 北村巧が演じたことのない演利みたいな もの、ただ演じるのではなくて、ある不 自由があって、その不自由の上で演じ なければならないっていうことを、ま、 よくこう表言されてるなと思って僕は すごく関心したんですけども、ま、 アンパーンでや瀬孝志さんをえっとモデル にした柳を演じたり、ま、東京 リベンジャーズみたいなものもありました けども、これまで見たことない北村なた さんを楽しむという意味でも是非ご覧 いただきたい作品になっております。 はい。それでですね、ここからは、えっと 、来週10月27日の月曜日から開催に なります。公共国際映画祭について ちょっとお話しさせていただきたいなと いう思うんですけれども、え、毎年この 添え松映画館ではその東京国際映画祭で 上映される数ある映画の中から1本おすめ 作品ってのを、ま、あの、ご紹介してるん ですが、今年は何と言ってもこの映画しか ないなという作品がありまして、それが ですね、この三島という作品なんですけど も、この添え松映画館では伊村斗さんが ゲスト来ていただいた会があったんです けど、その時にさんが最最近見た映画の中 で1番すごかった作品というので、え、 一緒に語った作品がこの三島という作品 だったんですが、え、磯村さんはわざわざ アメリカからブルーレイを取り寄せて、え 、見たっていう話をしてたんですけども、 なぜそうしなきゃいけなかったかって言う と、この三島という作品は1985年に 制作されて、え、それこそ東京国際映画祭 で日本初披めになるという告知までされて いたのに上直前になって上映中止になっ たっていうことがあって、それ以降日本 国内では一切、え、劇場効果や愚かソフト にもなってないので長らく、ま、見ること が難しい作品との代表格になってたんです よね。で、これ僕が買ったのこれDVDな んですけども、海外で取り寄せてみるか 近年はね、その例えばタワレコードみたい なところに行って輸入版のコーナーに行く と、ま、この、えっと、アメリカ版の三島 が置いてあったりするので、昔に比べると 見る、見れる環境にはなってきてるとは いえ、ま、大きなスクリーンで見れ るってことはなかったんですよ。それが 今回の東京国際ガの目玉の1つとして 大きなスクリーンで見れる。しかも、え、 監督のポールシレーダも来る。え、政作に 入っていった山本太一郎さんも 来るっていうことで、この機会は逃すべき ではないなっていうぐらいの上位になるん ですけども、ま、残念ながら多分この動画 が配信される頃にはもチケット売り切れ てるかもしんないですけども、希望的観測 を言えばとこの上映っていうのはですね、 タイミング的には1985年公開って言っ たじゃないですか。ちょうど今年で40 周年なんですよね、制作。さらに西夫さん は1925年生まれなので星団100年に 当たるんですよ。多分そういったことが あって今までこういろんな事情があったん だけどもあの上映にたどり着いたんじゃ ないかなと思うので上映素材があるという ことは日本で上映できるってことじゃない ですか。だからこれを機会に、え、日本で の上映が会禁になった時にはこの添え松 映画館でもちゃんとご紹介したいなと思っ てるんですけども、え、この国際11月5 日まで、え、解説されますけれども、え、 この豊えます映画館ですね、この後、この 後になりますけども、え、この東京国際 映画で上映された作品をまた紹介すること になりますので、是非ご確認いただきたい なという風に思います。是非、え、東京 国際ガ祭の方にも皆さんお越しください。 [音楽]
映画評論家 添野知生と松崎健夫のYouTube番組「そえまつ映画館」!
TV番組から飛び出し、YouTube版として新作映画&配信情報をお届けします!
映画が好きな方、映画が気になる方、必見です!
今回は10月24日(金)公開、北村匠海、林裕太、綾野剛の世代をまたぐ俳優が競演する
『愚か者の身分』をご紹介!
ーーーーー裏社会に身を落とした若者たちが、本当に信じたものとはーーーーー
原作者「西尾潤」・監督「永田琴」・プロデューサー「森井輝」の『絆』と、
綾野剛・北村匠海・林裕太…先輩から後輩への『継承と絆」によって生まれた作品
☆ストーリー
SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たちに個人情報を引き出す・・・戸籍
売買を行うタクヤ(北村匠海)とマモル(林裕太)。
彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。
闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする二人は、ごく普通の
若者であり、いつも一緒だった。
タクヤは、闇ビジネスの世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷(綾野剛)の
手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが──
☆概要
北村匠海×林裕太×綾野剛。
異なる世代のトップランナーが終結、魂の競演を繰り広げる世紀の一作が、ここに誕生!
社会問題となっている《闇ビジネス》から抜け出そうとする男たちを描いた映画『愚か者の身分』。
物語は、“一度入ると抜けられない”闇ビジネスの世界を舞台に、運命に翻弄されながらも生き抜こうともがき続ける若者3人の3日間の逃走劇を描く。
とある犯罪組織の手先として戸籍売買を行うタクヤ(北村匠海)と弟分のマモル(林裕太)、タクヤをこの道に誘った兄貴分的存在であり、運び屋の梶谷(綾野剛)。
彼らの拠点である新宿・歌舞伎町から大金が消えた事件をきっかけに、息もつかせぬギリギリの逃避行を3つの視点を巧みに交錯させてサスペンスフルに描写する。
さらに、登場人物それぞれの揺れ動く心情に丁寧に寄り添い、互いを想う気持ちの深さに心揺さぶられる展開が待ち受ける。
第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」などを手掛けるプロデューサー集団THE SEVENが初の劇場作品として映画化。
監督は、岩井俊二監督の助監督を長らく務め、人間ドラマを巧みに描くことに定評のある永田琴。
そして、『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた名脚本家・向井康介が加わり、トリッキーで予測不能な逃亡サスペンスへと仕上がった。
複数の視点・交錯構成で描かれる逃亡サスペンスがストーリー展開の期待感をあおる!
セッションを重ねて引き出された熱演と、これまでとは違う北村匠海の演技力に注目!
♪主題歌
tuki.「人生讃歌」
🎬予告編
『愚か者の身分』公式HP
https://orokamono-movie.jp/
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