10月22日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに小反落し、前日比8.27円安の4万9307.79円で取引を終えた。朝方は半導体関連株を中心に売り物が先行したものの、高市早苗氏の首相就任、政権発足を背景に次第に下げ幅を縮小し、一時は前日比プラスに転じる場面もあった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち上昇は61銘柄(63%)、下落は32銘柄(33%)、変わらずは4銘柄(4%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。

中で、アルファポリス<9467>が3日続伸し、一時1600円台に乗せる場面もあった。アルファポリスは、同社が刊行する人気ファンタジー小説「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?」のTVアニメ化が決定し、2026年4月より放送開始となることが引き続き市場の評価につながっているようだ。

また、KLab<3656>やGLOE<9565>が高く、ハピネット<7552>やまんだらけ<2652>なども買われた。

SBI証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を2000円から2400円に引き上げたSHIFT<3697>は反発した。

半面、セガサミーHD<6460>やコナミグループ<9766>など家庭用大手ゲーム株が総じて軟調な推移となった。

ネクソン<3659>やサン電子<6736>、マーベラス<7844>なども安い。

Leave A Reply